調理職人ドラセナのオムライスが自慢!

アストルティアの片隅にある『南国レストランカフェ ドラセナ』 シェフ・ドラセナとオーナー・ガジュマルがその日常を綴ります

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カテゴリ: 手紙

2ガジュマル
こんばんは、ガジュマルです。


何やら、便利ツールの福引で、

「しぐさ書・ビート」が登場したそうで。
IMG_0328
とうとう、しぐさで登場したか~、とか思いつつ、

このしぐさの元になった、旅芸人の「たたかいのビート」実装当時のことを思い出しました。


もう3年以上も前のことですね。

このスキルを覚えて、皆で一緒にロックバンドっぽい写真を撮ろう!ってな感じで、

写真撮影のために皆でスキル振って、タイミングを合わせて撮影したんですよね。

で、これがまた難しいこと。

なかなかタイミングが合わないんですよ。

で、そんな中のベストショットがこちら。(昔ブログの記事にも載せましたが)
239627636
懐かしい。


一緒に写っている方は、この頃よく遊んでいて大変お世話になったご夫婦なのですが、

奥さんはジャズテナーサックス奏者で、旦那さんはブルースギタリストという、

これまた異色のご夫婦でして、ジャズやブルースに関して色々と専門的なお話ができる数少ないフレンドでもありました。

さらにドラクエ音楽も大好きでして、ドラクエ音楽の話題でも盛り上がりましたね。

奥さんの方は、ドラクエのサントラを聴きながら通勤しているほどだとか。

というか、ドラクエ音楽の話題をきっかけに色々と世間話をするようになった気がします。

ドラセナのレストランの椅子に座って、音楽トークだけする日もありましたっけね。

まさかドラクエの中での会話で、フレディ・キング、ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーンなどの名前を聞くことになるとは思いませんでした。サブキャラにソニー・ロリンズの名前を付けるほどでしたからねえ。


現在は休止状態で、長いことインされていないのですが、

また一緒に音楽トークしたり、普通にドラクエでPT組んで遊べる日が来たら嬉しいですね。

どこかのタイミングでストーリーだけでもやりに戻ってくるんじゃないかなあとか、

心の隅では思っているのですが、

「人にはそれぞれ事情がある」

こればかりは周りがどうこうできることではないですからね。

ただただ健康に元気に過ごされていることを願うばかりです。



そういえばこの撮影会、なかなかタイミングが合わず、いい感じに撮れなくて、時間の都合もあり、確か二日がかりで撮影したんですよ。

その二日がかりの中のベストショットを送っていただいたお手紙。IMG_0329 (編集済み)
しぐさのビートではこの音符と光に包まれたステージ感は出せないですよね。

今思えば、メギ出てすぐの近場で安易に撮影してしまったけど、

色々な場所でも撮ってみたら、また違ったいい感じの写真が撮れたかもなあ。

でも、この夕暮れライブの写真はお気に入りで、良き思いでなので大切に残してあります。


最近、画像に合わせて曲を選んでYOUTUBEにアップするという遊びにハマっているので、

せっかくなので、これもそれっぽい感じの曲を合わせてみました。

メトロノーム代わりに鳴らしたドラムパターンに、特に何も考えずアドリブソロを乗せただけのものですが、

このフライングV風のギターの感じに合うかな~と。


QLKESNG5
勝手に写真を使わせて頂いたことをお許しください。



ちなみに一人でドラキーとセッションしたときの写真はこちら。
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これも昔、ケイブパーティーとか言って、ブログに載せたやつ。



僕の大好きな曲に「手紙」という曲があります。


美しいメロディーに美しい歌詞、昔からずっと好きだった曲です。


そしてその曲が今では、僕にとってただ好きな曲から、少し違った意味を持つ曲へと変わって行きました。


歌詞の中にあるフレンドさんのキャラの名前が含まれているからなんです。


その方は、初期の頃からのフレンドでチームメイトでもありました。


それが去年のある日、突然姿を消してしまったのです。


5キャラ全てのキャラが消えており、完全にアカウントごと無くなっていました。


その方とはイン時間がほぼ丸かぶりで時間的な都合でも非常に遊びやすかったため、日常のようにPTを組み何かしらしていました。

もちろんキャラが消えてしまう直近でもPTを組んでいました。

その時は「あと10年は頑張れる」なんていう冗談を言っていたのを覚えています。

そしてその数日後に控えていたチームイベントも楽しみにしていました。

ところが、そのチームイベントを目前にして突然消えてしまいました。


衝撃的でした。


その人のことを知る仲間内では、僕がよくPTを組んでいたのを知っていましたから、僕がインすると同時に「何か事情知ってる?」というような問い合わせのフレチャが3名の方から一斉に飛んできました。

そのくらい仲間内では混乱が起きていたのです。


チーム内では一番の古株であり、ムードメーカーでもありました。

自分も含め周りでは本当に信じられないという思いでした。

この5年間毎日のようにインしていたのに・・・

いることが当たり前と思っていただけに、本当にショックが大きかったです。


何があったのかは未だに分かりません。

仲間内では「復旧の手続きして戻ってくるんじゃないか?」という楽観視もありながら、心のどこかでは「もう戻ってこないかも」という気持ちもありました。


いなくなってから10か月くらい経ちますかね。

もう戻ってこないと分かっていながらも、

この「手紙」という曲を聴くと、ふっ と思い出すんですよ。


ストーリーを一緒に進めたり、アクセを取りに行ったり、

オーブ目当てに強ボスに行くときは、ドルボードレースしながら行くのが日課になっていましたね。

まだ色々なことが緩和される前ですよ。大変だったけどとにかく毎日が楽しかった。


特にナドラガンドの氷の世界は二人で頑張りましたね。

とにかく難しかった。

二人で色々相談しながら手強かったライオンをなんとか倒し、

塔では僕が先に進めばあなたが落とし穴に落ち、あなたが先に進めば僕が落ち、

なかなか上の階に上がれなかったのも良い思い出です。


今頃どうしているだろうか?元気ですか?


お互いに顔も知らない者同士ですが、さすがに5年間相当な数のチャットとという文字のやり取りをしていますから、そこには他人とは思えない情みたいなものがあるわけです。

住んでいる町も知っていれば、どんなお仕事をしているかも知っている、好きなもの嫌いなもの、何気ない日常会話の中で色々知りました。何故かお父さんの勤める会社まで知っているという。。

顔こそ知らないものの、ゲーム内での行動とも合わせてぼんやりと人物像というものが出来上がってくるわけです。


誰に対してもフラットに、そしてよい意味でドライに接することができる人でした。

決して人が傷つくような悪口など言うことはありませんでした。

人に対する感情を口にすることはほとんどない人でしたが、内心は人を心配していたりしていましたよね。ときには不満を持っていたりすることもあったと思います。

何よりもすごいと思ったのが、チャットに対する反応の速さです。

誰のどんな会話も瞬時に拾い、誰よりも早く返していましたよね。

驚くほど短い言葉で的確に、そして場を和ますような返しをしていた印象が強く残っています。

チャットの瞬発力がとにかく凄かった。

うっかりでドジっぽいキャラで、ちょっとおバカっぽくも振舞っていましたが、僕はめちゃくちゃ頭の回転が速い人なんだろうなと思っていました。


どんな敵でも形振り構わず突っ込んでいくというようなところも好きでしたよ。

コインボスの三悪魔とかにいきなり範囲攻撃するようなこともありましたよね。

全部懐かしい思い出です。


そういった思い出の数々が、この「手紙」という曲で思い出すようになっちゃったんですよね。

ただキャラ名が一瞬出てくるだけなんですが、聴くたびに「ああ、そういえば・・・」って。


そして、冒険者の広場では、

こういう表示に変わってしまうのがとても切なく感じます。
スクリーンショット (8)
チームの掲示板を使って「川柳しりとり大会」をしようってなったときのあなたのリアクション、

分からないながらも、川柳でこんな風に誉めていただいて嬉しかったですよ。
スクリーンショット (9)
字足らずに、字余りですが・・・

そんな所も、あなたらしい。



消えてなくなる ただそのことより

匂いさえ消えることが寂しいよ




こうして、フレが一人また一人とドラクエの世界を去って行ってしまうのは、遅かれ早かれ避けられないことで仕方のないことなのですが、

また一人、古くからのフレが旅立って行ってしまいます。


先に話した方と同時期くらいからのフレであり、同じくチームメイトでありました。

当然その方は先に話した方が突然いなくなってしまって、皆が心配している様を知っていますから、

皆が心配するといけないからと思い、予め今月一杯でインできなくなるということを教えてくれました。

海外に転勤になるそうです。

ただでさえ休止状態のフレが多い中で、コンスタントにインしていた数少ないフレの一人だけに、

本当に寂しくなります。


この方もチームではムードメーカー的な存在でありました。

誰とでも気さくに話せる方で、「しね」とか「ばか」などの暴言っぽい発言をしても許されてしまうような、皆から愛されるキャラでしたね。

実は微妙に人によって接し方というのを、この方なりに器用にコントロールしていたようにも思います。

本人は無意識だったかもしれませんが、相手に合わせた距離というのを保っていたようなそんな印象があります。

一見適当に接しているようだけど、やはりそこには誰からも愛されるような何かがあったように思います。

周りを不快にさせるようなことも一切なかったですものね。チーム以外にもフレが多いのも納得です。

僕には決してマネできないコミュニケーション能力だと思いました。



僕とはイン時間が微妙にずれていたため、一緒にPTを組んでドラクエらしい遊びというのはあまりできなかったけど、

コロシアムや鬼ごっこ、かくれんぼ、というのような、本来のドラクエとは違う遊びをよくしていましたかね。

特にコロシアムなんかは、実装当時からかなり一緒にやりましたよね。

僕がレンジャーで、あなたが魔法使い。

ラスト数秒でマヒャデドスで大逆転なんていうドラマチックな勝利を何度演じたでしょうか?

コロイベントにもよく誘っていただきました。

何かとストレスの溜まりやすいコロシアム、楽しく遊ぶことができたのはあなたのおかげです。

そんなコロシアム、一番驚いたのは、実はヌンチャク型のコントローラーで操作している事を知った時でした。

逆にあなたは「え!?みんな何でやってるの!?」と、ヌンチャク型がスタンダートだと思い込んでいましたよね。



職人も頑張りました。

初めの頃は裁縫仲間でもあったんですよね。

お互い裁縫職人だったのにも拘らず、何故かドレア用の服は僕に発注してきていました。

ドレアのプロフェッショナルでもありましたよね。

ウケ狙いとかではなく、普通にお洒落な組み合わせと色使いで数々のドレアを作っていました。

妖精の姿見がまだない頃で、あれだけ完成度の高いドレアができていたそのセンスは本当に見事なものでした。



しかしこれだけ長い付き合いだったにも拘らず、

あなたがブルーハーツやハイロウズが好きだったと知ったのは、だいぶ後になってからのことでした。

ずっと同じチームメイトだったのに、、

ある日、あなたの書置きに何の脈略もなく「夕焼け空は赤い」とありました。

僕は、あれ?これはもしや??と思い、

同じく書置きに半信半疑で「炎のように赤い」と書いてみました。

そしたら今度はサブキャラのほうで「この星の半分を」と書置きを残してくれました。

おお!これはやっぱりブルーハーツの「夕暮れ」だったんだ!と嬉しくなりました。

そしてその後に、他のチームメイトの一人が書置きに「おまえにやろう・・・」と、りゅうおう風のコメントでしっかりとオチを付けてくれました。


小さなことだけど全部良い思い出です。

細かい思い出話を話していたらキリがないくらい色々なことがありました。


そんな色々なことが詰まった5年間、本当にありがとう!
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これからは海外で心細いことや大変なことがあるかもしれませんが、

ご活躍できるよう心より応援しております。

こちらの近況はこのブログで書いたりすると思います、たまには懐かしみながらブログを覗いてみて下さい。
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そして、僕もいつかはドラクエⅩの世界を去ることになるかもしれませんし、サービス自体もいつかは終わることでしょう。

それでも僕等のゲームで育った世代というのは恐らくは、この後10年20年、さらには老後になっても何かしらのゲームをやっていると思うんですよね。

新しいドラクエをやっているかもしれませんし、何か違うオンラインゲームをやっているかもしれません。

すぎやまこういちさんが、80歳過ぎても現役でゲームをバリバリ遊んでいるのを思うと、僕等がその歳になる頃はそれが当たり前になっているような気もします。

ドラクエⅩを去って行ってしまったフレとは、もうこの世界では再会することはないかもしれませんが、もしかしたら数年後、ゲームで遊び続けていたらまたどこかで会えるようなそんな気もしています。

僕は大概のゲームは「ガジュマル」という名で遊んでいると思います。

もしも別の世界でそれらしき「ガジュマル」を見かけたなら、ぜひ声を掛けて下さい。


そしてこのブログも何かしらは書き続けて行くと思います。

ブログという名の手紙を書いたなら、

インターネットという名の空に飛ばします。


今日みたいに誰か特定の人に向けた手紙のような記事も、届けたい人に届けばそれは手紙になることでしょう。

届かない手紙となれば、それはただの日記になるかもしれません。

それでも、この空に漂わせておけば、日本全国各地にいるフレの方々にも、そして海外に飛んで行ってしまうフレにも届くことがあるかもしれません。

僕がこのブログを閉鎖しない限りはきっと漂い続けることでしょう。

感謝の気持ちや、伝えられなかったこと、

ときには思い出アルバムのように、



手紙を書いたなら  空に飛ばすんだ


風が運ぶだろう  君のところまで



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今回のように、誰か特定の人に向けた内容のブログは、「手紙」という新しいカテゴリに入れることにしました。

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