調理職人ドラセナのオムライスが自慢!

アストルティアの片隅にある『南国レストランカフェ ドラセナ』 シェフ・ドラセナとオーナー・ガジュマルがその日常を綴ります

[南国レストランカフェ ドラセナ」☆営業中☆《フラワーガーデン2120-6》
『本日のメニュー』よりモーモンバザーの料理の在庫確認できます

カテゴリ: 本日の店内BGM

2ガジュマル
はい、さっそく前回の続きと行きましょうか。

今回は具体的な楽曲も含めてお話していきたいと思います。


以前ですね、職場でよくチャック・ベリーをBGMとして流していたことがあったのですが、

同僚のかたに、

「なんかどれも同じような曲じゃない?」

なんてことを言われたこともあったのですが、

まあ、そう感じてしまうのは確かに分かります。

まずコード進行に関しては、ロックやブルースでよくみられる典型的な3コード進行の曲が殆どで、

イントロも似たようなフレーズを使いまわしていることもありますから、

なんとなーく聴いてる人にはそう感じてしまうのは納得がいきます。


でもですね、やっぱり1曲1曲ちゃんと個性があってどの曲もそれぞれ聴きどころみたいなのがあるのですよ。

曲の構成やコード進行がほとんど同じにも拘わらず、リズムのバリエーションの豊富さは特に素晴らしいですよね。1曲1曲、リズムや微妙なノリ具合などちゃんと違いがあってどれを聴いても面白いものが多いです。

さらに踏み込んでみると、

そのバンドのアンサンブル(合奏)的な観点からみても、ギターは8ビートを刻んでいても、ドラムやベースは4ビートだったり2ビートだったりして、その辺からもジャズの名残みたいなものもあったりして、ホント興味深いアレンジになっていますね。
チャック・ベリーに限らずこの時代のロックンロールにはよく見られたことですが、こういう点を踏まえてもこの当時のロックンロールというのは面白いものが多いです。


これは個人的な考え方なのですが、

多くの人は時代が進むにつれて、音楽性の幅が広がっていき、ジャンルも多様化していき進化していっているように感じるかもしれませんが、
これは厳密にいうと、元々一つだったものを後の世代の人がその断片を切り取っていき、その部分だけを特化させていったということなんだと思うのです。

チャック・ベリーの音楽を聴いていると、その中には現在でいうところの様々なジャンルの要素が見え隠れしています。
多分この頃の人たちは今の人ほどジャンルの区別をして音楽には向き合っていなかったように思っているのですが、だからこれだけ自由度の高い楽曲が生まれてきたのかなとも思ったりします。

そこから後々色々なものが切り取られて今の音楽に至るというようなそんな個人的な印象を持っています。

さらにはそこに散りばめられたモノに地域性というようなものも加えられて変化していったのかなと。

なので、チャック・ベリーにしてみれば、自分は「地球」に住んでいるから「地球」の音楽をやっているだけで、その「地球」の音楽を聴いた人が、勝手に国境を作っていっちゃった感じですかね。
この辺は「アメリカ」としよう、ここからここまでは「中国」、「メキシコ」の人はここからこっちには来るな!なんて言う人も現れちゃったりして、今のジャンル分けの多様化が進んでいったというような感じ。

元々は「音楽」という名の「ひとつなぎの大秘宝」だったのだということです。

また変な例え方して訳分からなくなりましたがwそのくらい色々な要素をチャック・ベリーの音楽から感じるということが言いたいだけですw
ときにワールドミュージックのように感じることもありますしね。


で、実際の楽曲で、

「チャック・ベリーとか好きなんだよね~」

なんて会話をするとよく、

「ああ、ジョニー・B・グッドの・・・」

って返ってきて、大体そこで会話が終わります。

そんな感じで、よく知らない人でもこの曲ぐらいは知っているというくらい、

チャック・ベリー = ジョニー・B・グッド

のイメージは強いですよね。

実際この手の曲は多いのはたしかですが、

他にも色々かっこいい曲や面白い曲がいっぱいあるのです。


特に僕が面食らった曲と言えば

「ハバナ・ムーン」という曲。

中学生くらいの頃に聴いたわけですが、

これを聴いたことにより、すべての音楽の景色がガラッと変わったと言ってもいいくらい、音楽の価値観みたいなものが変わりました。
「カッコイイ」というものの概念が崩されたというかなんというか・・

似たような感覚はバディ・ホリーの「ノット・フェイド・アウェイ」を聴いた時にも感じたのですが、

ちょっと言葉では説明がしづらいので実際に聴いてみましょう。

今まで音楽というのは、コード進行があって盛り上がりの部分のサビがあってと、そういうのが当たり前だと思っていたのですが、これを聴いたときに、

「え、なんだろう、ずっと同じ感じが続いてくだけなのに、この癖になる感じ・・」

「音楽ってこういうことなのか!」

と中学生ながら初めて何かハッ!と気付かされた感じでした。

で、聴けば聴くほどこのリズムがハマってきて、そのリズムのカッコ良さやボーカルのカッコ良さに気づかされていくわけですね。

この他にも独特なリズムの「メンフィス・テネシー」だったり、「トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス」の歌い方だったり、「アイム・トーキング・アバウト・ユー」 かっこいいベースアレンジや、疾走感の中に絶妙に絡み合うピアノが印象的な「ユー・キャント・キャッチ・ミー」など、

そしてもちろんですが、どの曲もギターは当然のことながらカッコイイしインパクトがあります。

で、前回もお話ししたようにチャック・ベリーのボーカルも含めて聴きどころ満載の曲はいっぱいあるのですが、1個1個触れていたらキリがないので止めておきましょう。


ちなみに先ほどの「ハバナ・ムーン」、

実はストーンズの最新のライブDVDでキューバで行ったライブ映像なのですが、

そのDVDのタイトルが、まさに「ハバナ・ムーン」なんです。
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その辺からもリスペクトが伺えますよね。


で、昨日、とあるフレの方から

「もしチャック・ベリーがいなかったら今の音楽はどうなっていたかね?」

なんて質問をされたのですが、

そこで僕は、

「まずストーンズが結成されていない可能性大で、そうなってくると、ヒロトとマーシーもバンド組んでいない可能性も出てくるな」

なんてことを言ったのです。

まあ、そんなこと言った根拠というのはですね、

子供のころから友達同士だったキースとミックは、引っ越しにより一度離れ離れになるのですが、何年かしてバスだか電車だかで偶然再会するのです。で、その時にミックがたまたまチャック・べリーのレコードを持っていたことから話が盛り上がり、バンドを組むきっかけとなったとか、そんなエピソードがあるのです。

なので、もっと言うとヒロトとマーシーがバンド組んでいなかったら、ドラクエ内での我々の出会いもなかったかもしれないのです。


まあちょっと話がそれましたが、

また楽曲の話に戻ると、

僕もそんな色々持っている訳じゃないのですが、

チャック・ベリーといえばこの1枚
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28曲も入っているベスト盤なので、この1枚だけでも聴いていれば十分楽しめます。

他にも、ライブ盤だったり、

チェスレコード所属ですので、実はマディ・ウォーターズとハウリン・ウルフとのブルースのセッションアルバムのようなものもあったりするのですが、

これもちょっと面白くてですね、

ブルースなんだけど、チャック・ベリーがソロを弾くところになったりすると急に明るい印象になるんですよ。

この人の人柄みたいなものが出ちゃうんでしょうかね。

時々ハワイアンっぽい?フレーズも飛び出したりすることもあるのが面白いですね。

その他にも同じくチェス所属のボ・ディドリーとのセッションなんかもありますね。これ歌の無いインストものなのですが結構カッコイイです。

興味あれば色々聴いてみて下さい。

僕も持っていたはずなのですが、CD-Rに焼いて、何も記載しなかったものですから、どこか行方不明になりましたw


あんまり長く話してもあれなんで、最後に2曲ほど紹介してお別れしましょうかね。

まずはですね、

ストーンズのデビューシングルでもある「カム・オン」

前回、オリジナルよりも良いカバーがあまりないというようなこと言いましたが、

意外とこれは好きですね。

本人たちはこのカバーに納得がいっていないようで、納得いかないままデビューとなったようですが、僕は好きですよ。

オリジナルのほうは少し気だるい感じのボーカルとホーンが印象的で、ドラムもめっちゃカッコイイのですが、

ストーンズのほうは目立つベースの音と、ブライアン・ジョーンズのハーモニカが印象的ですよね。

そして何と言っても、後半の転調ですね。

このアレンジは実に興味深い。ハーモニカはわざわざキーを変えて持ちかえるのかな??

この2分もない楽曲の中で後半転調とはなかなか意表を突いたアレンジ。

普通、4~5分の長い曲の中で、後半ダレないように少し色を変えたいときに、この手の転調を用いることがあるかと思いますが、このスピード感でさらっと転調する感じは好きですね。

ブルーハーツの曲で言えば「台風」なんかも後半こんな感じで転調してますね。


で、最後にチャック・ベリーへのオマージュと言えばこの曲!

マーシーの「GO!GO!ヘドロマン」

これはもろにチャック・ベリーですからねww

せっかくなので最後にこれ聴いてお別れしましょう!

これはもう分かりやすいくらい「ジョニー・B・グッド」系の曲ですね。

マーシーのダックウォークも観れますw


それではまた!
QLKESNG5

2ガジュマル
先日、チャック・ベリーが亡くなってしまいました。

90歳だそうです。
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90歳までロックンロールを続けられたなら十分ですよね。

今の音楽シーンに残したものも大きいですしね。

この世の中、右見ても左見てもチャック・ベリーの面影しかないので、亡くなった気がしませんねw


チャック・ベリーについては以前も少しお話したかもしれませんが、やはりこういうタイミングですので、チャック・ベリーについて色々語ってみたいなという気持ちになっています。

なので今日はちょっと長くなりそうですが、僕の中のチャック・ベリーの思い出を語ってみましょう。


まず音楽好きな人同士の会話でよくあるのが、

「最近どう?」 ってっやつですね。

で、

「レコード聴いてるよ」 ってなりますよね。

そして、

「やっぱロックンロールでしょう」

ってなるんですね。

そんな感じで、好きな音楽について色々語ることがあるかと思いますが、

何故かそういう流れで、「チャック・べリー」のような王道の名前を挙げづらい風潮っていうのがあります。

あれなんでしょうね。

「好きな映画何?」

って聞かれたときに、ド定番のものを挙げづらい感じに似ているでしょうか。


 確かに本当に見えたものが 一般論にすり替えられる

 確かに輝いて見えたものが ただの奇麗ごとに変わる


心のどこかでそんなことを恐れていると同時に、定番のものしか知らないようなその程度の知識と思われそうな感じと、また今更語るまでもないその魅力をあえて語ろうとすることで、会話に水を差してしまうかもしれないというような、そんなことも頭をよぎってか、

「最近どんなの聴いてる?」

ってなったときに、

「やっぱチャック・ベリーはいつ聴いてもいいね!」

とは言いづらいんですよね。

分かりますかね?この感じ。


で、実際プロのミュージシャンの音楽雑誌のインタビューなんかを読んでも、会話の中でその名を聴くことは殆どありません。

でもそれはチャック・ベリーが軽視されているということではないと思います。

もしロックミュージシャンでチャックベリーが嫌いな人がいたら逆に知りたいというくらい、みんながみんな好きなチャック・ベリーなんですよね。だからもう逆に当たり前すぎて語られないんだと思います。

なのでもしもプロのミュージシャンでチャック・ベリーの魅力について伝えられない人がいたら、多分その人は本物ではないなとすら個人的には思ってしまうかもしれません。

それほどのキーマンなんですよ。

今でもちゃんとチャック・ベリーの名前を挙げて音楽について語るのってキース・リチャーズくらいじゃないですかねw
あの人は本当今でもしっかりと自分が影響受けたアーティストとしてもだけど、その偉大さというのをしっかりと現在のインタビューでも語り続けていますね。そこのブレのなさが流石です。


そんなチャック・ベリー、何が興味深いかって、まずはデビューの経緯ですかね。

デビュー時には年齢もそこそこいっていて遅咲きではあるのですが、

その売込みのためにデモテープを持ち込んだ先が、

あの「チェスレコード」なんですよ!

マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、リトル・ウォルターなんかが所属するブルースの名門レーベルですね。

ちなみに前にも言ったことありますが、このドラセナのレストランの番地2120というのは、シカゴにあるこのチェスのスタジオがあった番地でして、いわゆる聖地ってやつですね。なので10億G積まれてもこの土地は譲りませんw

やはりロックンロール、ロックンロールとは言っても、根にあるものはブルースなんですね。

そして最初にマディ・ウォーターズの所へテープ持って行き聴いてもらい、その後オーナーのチェス兄弟の所へ持って行くように薦められたとか。

で、それを気に入ってレコードデビューすることになるのですが、

その時の曲がこのデビュー曲「メイビリーン」なわけです。

今までのブルースにはないビート感のようなものが、当時としてはかなり衝撃があったのではないでしょうかね。

その当時、ジョニー・ジョンソンという専属のピアニストと組んで演奏していたのですが、

まあ、ブルーハーツでいうところの白井さんのような感じですかね。

そのジョニー・ジョンソンも今までやってきていたブルースとは全く違うリズム、ビートで、始めは戸惑ったというようなことも語っています。

僕は個人的にロックンロールの歴史において、このチャック・ベリーとマディ・ウォーターズとの出会いというのが全てのターニングポイントになっているのではないかとさえ思いますね。

そのくらい歴史的な瞬間。

この当時のマディ・ウォーターズというのは、吉本興業でいうところの明石家さんま、ダウンタウンといった大御所のようなもので、その人に認められさえすれば!というようなことは頭にはあったかもしれませんね。

この出来事によりブルース界にもポピュラー音楽界にも新たな風が吹き始めるわけです。


野球で例えるなら、

「160キロ!大谷すげ~な!」

ってなっている翌年に、時速200キロで投げるピッチャーが現れちゃった感じですかね。

スポーツの記録って徐々に更新されていくものですが、一気に全く違った次元の記録を放ってしまった感じ。

でもですね、このピッチャーはお人好しだから時速200キロで投げるコツをみんなに教えちゃうんですよね。

で、「何だこれだけのコツで200キロ投げれちゃうのか!」って、みんな真似するようになるんです。

そして、その翌年から200キロで投げることが当たり前になってしまうんですね。

速さに例えて余計分かりづらくなりましたがwチャック・ベリーの曲テンポが速いとかというそういう意味ではないです。

要は、今僕らが聴いているような音楽の多くはチャック・ベリーが皆にコツのようなきっかけを与えてしまったのが波紋のように広がっている様なんです、きっと。

今なお、その「感動の波紋」が広がっているんですよ。

チャック・ベリーこそが「先頭のランナー」と言っても過言ではないわけです。

この出来事がいかに革新的だったかということは、有名な映画「バックトゥザフューチャー」の例の下りのところを観ても分かるかと思います。チャック・ベリーが未来から来た主人公の演奏をヒントにするという流れがありますね。


と、ここまでチャック・ベリーのデビューについてお話ししましたが、今度は楽曲などもう少し具体的なことにも触れていきましょう。

チャック・べリーといえばやはりギターヒーロー的なイメージが強いかと思います。

僕も実際に来日時にライブに行ったことありますが、図太いトーンでとにかくデカい音が印象的でした。

これがもう15年くらい前のことですから、その時点ですでに75歳前後だったんですね。

その時の前座が東京公演が奥田民生やYOーKINGらで結成されたOP・KINGで、福岡公演がハイロウズでした。

僕は東京公演しか行ってませんが、僕の友達はハイロウズ見たさに福岡まで行ってましたねw

で、実際の演奏観るとやっぱりロックンロールって、なんだかんだ言ってダンスミュージックだよなって思ったりもしました。

チャック・ベリーにしてみたら「踊れるブルース」みたいなノリでやって行ったら自然と出来あがったスタイルなのかもしれませんね。

この軽快さは自然と体が動いちゃいますものね。
そういうことは「ダックウォーク」などのパフォーマンスをも見ても頷ける部分があるかと思います。


で、どうしてもギターのことで注目されがちなチャック・ベリーですが、

僕が一番強調したいのは、

「シンガーとしてのチャック・ベリー」

ということです。

ここが一番声を大にして言いたい。

そして最も重要なポイント。


やっぱり結局のところボーカルが素晴らしいんですよ!

特にあのリズム感というかタイム感ね。

伴奏があって、そこにチャック・ベリーのボーカルが乗ると、そこからさらにリズムのウネリのようなものが生まれますね。これが何とも不思議で、歌のリズムが心地よいので恐らく伴奏の無いアカペラ状態で聴いても素晴らしい音楽になるんじゃないかなと想像します。

こういう言葉の持つリズム感のようなものっていうのは、現在のラップミュージックなんかにも精通するものがあると思います。韻を踏んだ言葉遊び的な要素も含めてかなり通じるものがありますよね。
もしも生まれる時代が違ったら、このチャック・ベリーという人は世界を震撼させるようなラップミュージシャンにでもなっていたかもしれませんね。

で、チャック・ベリーの曲はもうカバーされつくしたっていうくらい、多くのアーティストがカバーして歌っているわけですが、どうしてもオリジナルを超えるようなものっていうのは数少ないですね。

その一番の要因っていうのがやっぱりボーカルなんです!

歌っているのがチャック・ベリーじゃないから!

それに尽きるんですよ。

皆200キロの剛速球をマスターして誰でも簡単に投げれるようになったものの、ちゃんとストライクゾーン、狙ったコースに投げられないという状況ですね。

何となくギターのフレーズだけを真似ていてもやっぱり違うんですよ。

このボーカルこそが真のロール感を生んでいるので、歌い手が変わるとその曲の魅力というのが半減してしまうことが多いんだと思います。

もちろん良いカバーもありますけどね。

ボーカルのリズムの良さは、先ほどの「メイビリーン」を聴いてもその感じは何となく伝わるかな?と思いますが、

カバーのほうを先に聴いてしまってチャック・ベリーの曲を知るケースも多いかと思います。

それによりチャック・ベリーの楽曲に対する印象が決まってしまって敬遠されてしまうのがちょっと心配で、そこでチャック・ベリーを知った気にならないで是非オリジナルを聴いてもらいたいですね。


具体的な楽曲の話に行くまでに、やはりだいぶ長くなってしまいましたねww

この辺にしておいて続きはまたの機会にしましょうかw

今日のところは最後1曲紹介してお別れしましょう!

キース・リチャーズとの「ネイディーン」

この曲も結構好きなんですよね。

たった2分30秒の中にも遊び心が満載で「ダックウォーク」も見れていい動画です。

サックスがボビー・キーズというのもいいですね。

書きたいことが上手くまとまらないので、とりあえずここまででまた後ほど続き書きたいと思いますw
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2ガジュマル
2016年とも今日でお別れです。

2016年最後の記事として、

今日は「ガジュマル賞」の発表をしたいと思います。


その年に発売された優秀なレコードや、活躍したアーティストなどに贈られる、日本では「日本レコード大賞」、アメリカでは「グラミー賞」なんていうのがありますが、(グラミー賞の発表は翌年になりますが)

要はそれの個人版です。

今年発売され、かつ僕が購入したアルバムの中から、最も優秀な作品に贈られる栄誉ある賞なのです。


さっそくノミネート作品を発表していきたいのですが、

振り返ってみると、今年購入したアルバムが少ないこと少ないこと・・・w

最近はどうも物色欲なくなってきて、CDを買うことも少なくなってしまいました。

気になったらYOU TUBEなどで観て、気になれば買おうと思うのですが、大体がそこで満足してしまい買わないパターンが多いですねw


ということで今年は、たったの5枚だけ。。

ノミネート作品を発売順に紹介していきます。


まずは、2016年はこのアルバムの発売と同時に、衝撃的な訃報とともに始まったと言っても良いでしょう。

デヴィッド・ボウイ 「★」(ブラックスター)
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残念ながらデヴィッド・ボウイは、このアルバム発売数日後に亡くなってしまいましたが、

最後の最後に本当に素晴らしいアルバムを残してくれました。


続いては2月か3月だったと思います。

我がドラクエファンにはお馴染みの

すぎやまこういち 「ドラゴンクエストⅩ いにしえの竜の伝承 オリジナルサウンドトラック」
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購入当時書いた記事はこちら
「サウンドトラックを聴いてみよう!」


そして次は、初夏の時期だったでしょうか、夏はこればかり聴いていたような気もします。

ましまろ 「ましまろに」
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購入当時の記事はこちら
「本日の店内BGM ~11~」


そして次は、ほぼ毎年恒例の行事となりました、

クロマニヨンズのニューアルバム、

ザ・クロマニヨンズ 「ビンボロール」
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購入当時の記事はこちら
「BIMBOROLL A面」
「BIMBOROLL B面」


そして今年最後に購入したのが、1年の締めとしては最高の贈り物だったと思います。

ザ・ローリングストーンズ 「ブルー&ロンサム」
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つい先日書いたばかりの記事ですが、詳しくはこちら
「ブルー&ロンサム」


以上が今年僕が購入しました、たった5枚のアルバムです。

各アルバムの記事を読んでいただければ、僕がどれだけ気に入っているかが分かってもらえると思います。

そして、ノミネートされたこの5作品の中からガジュマル最優秀賞を決めるわけですが、

正直、ドラクエのサントラ以外(今回は過去作品のオムニバスのようなアルバムなのでほぼ対象外)はどれも素晴らしいアルバムなので、それを評価するなんてこと自体がナンセンスなのですが、


それでも僕は迷うことはありませんでした。

今年はもうこのアルバムで決まりです。

良いとか悪いとか、そういう次元の話ではないのです。

故人を追悼する意味合いもありますが、

そういうことを抜きにしても、本当に素晴らしい作品だと思いました。



もうお分かりですね。




ズバリ!



2016年 ガジュマル最優秀賞は、


デヴィッド・ボウイの


「★」(ブラックスター)です!!
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この作品はデヴィッド・ボウイの遺作となるわけですが、

多くの場合、遺作とは結果的にそうなってしまうことが多いですよね。

しかし、このアルバムは、恐らくこの作品が最後になることが分かっている中で制作されたもので、

自分の死期を悟った上で完成された作品だと思われます。


個人的には、もう、文句のつけようがないくらい完璧な作品だと思っているのですが、

なんというか、死ぬ前に何としても仕上げたいという情熱というか、そんな強い思いが伝わってくるような作品。

詳細は分かりませんが、必死で末期癌と闘いながら作り上げたものなのかもしれませんね。


長いキャリアのもとに最終的に行きついた未知の領域に達したとも言えるような、そんな創造性にあふれた作品でもあるのですが、どことなく過去作品を思わせるような懐かしい部分も感じることがあったり、

そして何といっても、最終的にたどり着いた場所でもありながら、音楽家デヴィッド・ボウイの本当の意味での原点に帰ったような、そんな風にも思えるのです。

そう思うのはなんというか、やはり今回の作品ではサックスがかなりいい味を出していて、アルバムの随所でいい雰囲気を生み出しているのですが、

もとはといえば、デヴィッド・ボウイが音楽にのめり込むきっかけになったというのが、ジャズサックス奏者のジョン・コルトレーンだという記事を昔読んだ記憶があります。

そしてボウイ自身もサックスを始めることになり、それがボウイの音楽家としてのキャリアのスタートとなるわけですが、今回のアルバムを聴いていると、結局ボウイが音楽を始めた頃から目指していたものはこういうことだったのかなーと思えてしまうのです。

「野垂れ死んだところで 本当のふるさと」

なんて歌がありますが、まさにこういうことなのかなと。

今回のアルバムでサックスを吹いているのは本人ではありませんが、コルトレーンに憧れて音楽を始めたボウイが、ずっとその当時の頃から思い描いていたものなのかもと感じとれるような、そんなジャズとしての側面もある作品でもあったり、

はたまた、どことなくトランスミュージックのようでもあったり、または映画音楽のようでもあり、もちろんロックでもあり、聴きようによっては全く新しいタイプの歌劇のようでもあるんですよね。

でも結局のところは、どのジャンルにも当てはまるようなものではないと思うのです。

もうデヴィッド・ボウイという名のジャンルなんですね、きっと。


ここ最近は洋楽を買っても、歌詞とか特に気にせずに訳詞に目をやることもなかったのですが、

やはり、最後に残した作品ということで、歌詞がどうしても気になっちゃったんですよね。

でも訳詞を読んでみるものの、結局のところはよく分からないのですが、

捉えようによっては遺書のようにも感じる文面もあったりで、ちょっと複雑な気持ちにもなったりしました。

でも訳詞ではやっぱりよく分からないな~

ボブ・ディランの記事のときにも言いましたが、本当にこういうとき英語が分からないのが悔しい・・

実際のところ、詩人としてのボウイの魅力ってどうなんでしょうかね?

あまりその辺の評価のようなものを耳にすることがありませんが、どうなんでしょう。

訳詞を読む限りでは、どことなく意味深で、独創的な詩の世界観があるように感じてしまうのですが、今年はボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したことも話題になりましたが、文学的な目線で見た場合の魅力みたいなものは、英語が分かる人からすると、どんな感じなのか知りたいところではあります。

でもそれ以前に、音楽を通して言葉以上に伝わってくるものがあるので、まあ意味は分からなくても良いのですが、その辺がデヴィッド・ボウイの本当にすごいところでもあると思いますし。


ちょっとこの大傑作アルバムをどの観点から触れていいか分からず、まとまりのない文章になってしまいそうなので、最後にもう少しアルバム全体の話をすると、

アルバム全7曲なのですが、全体的にかなりダークな感じがしますね。

で、ぼーーっと聴いていると曲が変わったことに気づかないような感じに、流れるように次の曲へと変化していきます。アルバム全体に音の統一感があるので、このアルバム1枚通して一つの作品なんだな~と、そんな印象を受けます。
先ほども言ったように僕は詩的な部分は分からないのですが、音楽の部分だけでも全曲通してのストーリー性のようなものを感じます。

悪く言ってしまうとどの曲も似たようなサウンドと取る人もいるかもしれませんが、やはり各曲それぞれ個性はあるんですよね。

一度聴いて、おおお!ってテンションが上がるようなタイプの曲はないかもしれませんが、聴けば聴くほどっていう、いわゆるスルメ効果ってやつですね。

あと特徴的な部分ではドラムでしょうかね、1曲目の「★」なんかは、あえて打ち込みっぽい感じに表現しているのかもしれませんが、全体通してかなり独創的な叩き方ですね。
そして、コーラスなども幻想的なものだったりして、これもまた面白い。
聴くたびに色々気付くこともあって、そういう意味でも奥深い作品だと思います。


そういえば、クロマニヨンズのマーシーは、デヴィッド・ボウイのことを「本物のロックンローラー」と称していました。

これはマーシーの中での最上級の誉め言葉だと思うのですが、僕も同じく「本物のロックンローラー」であり、「本物の音楽家」、「真の音楽家」であることは間違いないと思っています。

まあ、「人を誉めるなら生きてるうちに」なんて言葉がありますが、

惜しまれながら亡くなってしまった、デヴィッド・ボウイの「★」に、

いや、デヴィッド・ボウイの「音楽家としての生き様」に、

「2016年 ガジュマル賞」を敬意をもって贈りたいと思います。


それでは今年最後になりますが、

そのガジュマル賞受賞作品「★」から、

2曲お届けしてお別れしましょう!

まずは、アルバムタイトル曲である「★」

10分にも及ぶ大作ですが、その10分間に一切無駄な要素がない、渾身の作品。

曲調が途中でがらりと変わり、また自然な感じに元の曲調に戻る一連の流れは芸術的ですね。

この延々と繰り返されるフレーズも不思議と段々癖になってきますね。


そしてもう1曲、「Lazarus」

先ほどアルバム全体にストーリー性を感じると言いましたが、英語が分からないので歌詞のことは分かりませんが、なぜかこの曲も「★」同じく、包帯を巻いた男が登場しています。もしかしたら歌詞の部分でも何かつながりがあるのでしょうか。
このPVを見ているとデヴィッド・ボウイは「俳優 デヴィッド・ボウイ」としての姿もあったんだよな~ということを思い返させられます。


ということで以上、「ガジュマル賞」の発表を持ちまして、今年最後の記事となります。

2016年ブログを読んでいただいた方、ありがとうございました!

この先、どの程度ブログを更新していくかは分かりませんが、

また来年もよろしくお願いします!

ありきたりの挨拶ですが、

皆さん良いお年を!!
QLKESNG5

2ガジュマル
ついに待望のザ・ローリングストーンズのニューアルバム「ブルー&ロンサム」が発売されました!
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ストーンズが動き出すと世界中が少々ざわつきますね。

他のアーティストがアルバムを出すのとは少し違って、ちょっとしたお祭り感覚です。

ストーンズの場合はライブも単なるライブではなく、どちらかというとお祭り、ロックンロールのお祭りという感じです。

世界の人がクリスマスを楽しんだり、ハロウィンを楽しんだりするのと似たようなものですね。

ただ毎年決まった日にあるお祭りとは違って、こればかりは彼らの気まぐれ、日にちは決まっていないのです。

だからちょっと世界がざわつくんですね。

「とうとうお祭りの日が来たか」

ってなるわけですね。


当然今回のアルバムも、世界中の至る所で、皆それぞれの思いで聴いていることと思います。

世界中のラジオでもあちこちでオンエアされていることでしょう。

そう考えると不思議ですね。

あの国の人も、この国の人も、南の島の人も、寒い北国の人も、時差はあるものの、皆同じようにこのアルバムを今聴いているのかと思うと。


そして今回のアルバムはブルースのカバー集。

新曲によるオリジナルアルバムではないことや、新鮮味がないことに、がっかりした人もいるようですが、これはもう賛否を議論するような次元のアルバムではないと思いますね。

万人受けするものではないことは分かっていますが、僕はこういうのを待っていました。

よく言われる、年齢のわりにはとか、3日でレコーディングしたわりにはとか、そんなことは一切関係ないのですよ。

あえて先月発売されたクロマニヨンズの「ビンボロール」の曲に例えるなら、

「光線銃」の

 新しいとか 古いとか
 
 それよりもっと ただ好きだから

という感じではないでしょうかね。

年代とかももう関係ないのですよ。

理屈じゃないんですね。


思えば、ストーンズのデビュー当初のアルバムなんて、殆どブルースやリズム&ブルースのカバー曲でしたね。

そもそも、このアルバムを出すに至った動機が、

はじめは新曲をレコーディングをしていたらしく、その新曲ばかりやっていたら飽きてしまって、なんとなくブルースを何曲かセッションしたところ、楽しくなってきて、このアルバムのレコーディングに至ったというのが、なんともストーンズらしいですねw

聴く側の身としても、演奏していてすぐ飽きてしまうような新曲よりも、本人達が楽しいと思って演奏しているブルースのカバーのほうが聴きたいですよね。

ただ、ストーンズがブルースをやることは何も特別なことではなくて、これまでもずっとやってきたわけですし、僕もずっと聴いてきてるわけなので、ある程度想像の付く範囲のものだろうと、そこまでの期待感というのはなく、ただ素直にこういうアルバムが出てくれて嬉しいと思ったぐらいなのですが、

実際に聴いてみたら、これまた素晴らしい!

嬉しくなるような素晴らしさ。

もちろんアナログで聴きましたよ。
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CDと両方聴きましたが、やはりアナログのほうが音が良いですね。

各パートの音がよく聴き取れる気がします。

特にストーンズのサウンドの要でもある、チャーリー・ワッツのシンバル系の音がすごくいい感じに響いてくる感じがしました。

音的にはアナログ盤がお勧めです。

ただ全12曲42分のアルバムでありながら片面3曲ずつ入った2枚組なので、ひっくり返したりするのは面倒ですw

でもこれも音質を考慮したものらしいですね。あまり詳しくは知りませんが、レコードの内側のほうまで溝を掘るのはあまり音的に良くないとか?そんな感じらしいです。

昔、ヒロトもライブのMCで、レコードの収録時間によって音質や音量の制約が生じてしまうというのを話していた記憶があります。なのでクロマニヨンズの曲が短く、アルバム全体も40分程度に収めてあるのにはそういった理由もあるんですね。

CDでも、もしかしたら今流行りのカセットテープにダビングして聴いてみたら面白いアルバムかも。


話を戻しますが、カバーの選曲も渋いですね。

ストーンズの名前の由来にもなっている、マディ・ウォーターズのカバーや、王道のロバート・ジョンソンあたりのカバーがないのがちょっと意外な気もしますが、この辺のマニアックな選曲もストーンズらしいですよね。

リトル・ウォルターのカバーが12曲中4曲もあるのも興味深い。

今回のアルバムはミックジャガーのボーカルとハープがすごく際立っていると感じたのですが、ウォルター意識してハーモニカにも力が入ったかな??すごくかっこいいです。
アルバムのタイトルをウォルターの曲から取ったのもうなずけます。

個人的にはハウリン・ウルフの「コミット ア クライム」のカバーが嬉しかったですね。元々好きな曲だったので。


ストーンズのアルバムと言えば、1曲目がインパクトのある入り方であることが多いですが、今回はかなり自然にさらっと始まる感じですね。これはこれで狙ってる感がなくて、嫌いじゃないかも。

5曲目の「アイ ガッタ ゴー」なんか聴いてると、デビュー当初のストーンズの画が浮かんできそうです。

キースが「このアルバムはブライアン(ジョーンズ)も気に入ってくれるだろう」と話していたもの、分かる気がします。


そして、エリック・クラプトンも2曲ほど参加していますが、

クラプトンって、どこで聴いてもそれがクラプトンだとすぐ分かるような、いわゆるクラプトン節的な演奏で、それが目立ちすぎると嫌だな~とか思っていたのですが、このアルバムでは意外にも自然に馴染んでいていいですね。
昔、チャーリーとクラプトンが参加した、ハウリン・ウルフとのアルバムをちょっと思い出してしまいました。


いや~、それにしても本当に素敵なアルバムですね。

各曲短めで、アルバム全体も12曲に収めてくれたのも嬉しい。

最近のブルースとか、ギターソロ全開のブルース系の曲なんかは、けっこう無駄に長い曲が多かったりするので、このくらいのほうが聴きやすいですね。

世間的な評価は分かりませんが、個人的にはストーンズの歴史の中でも名盤の類に入るようなアルバムだと思っています。

何よりも演者側がすごく楽しそうなのが良いですね。

でも何だかんだ、このアルバムで一番楽しんでいるのは、チャーリー・ワッツなのではないかと密かに思っています。なんか自由に感覚的に叩いている感じがしていいんですよね~。それが結果的にイチイチ格好いい。上手く説明できないのですがw

なんというか、ストーンズがブルースをやると、それを「ブルース」と呼ぶよりも、「ブルース&ロール」とでも呼ぶほうがしっくりくるかも。


まあ、あれこれと書いても上手くまとまらなそうなので、

実際にオフィシャルのほうでも動画をアップしているのでそれを紹介してお別れしましょう。

まずはこの曲。

こういう動画見ると、映画のサントラなんかにも使えそうな感じですよね。

この曲を聴くとストーンズのオリジナル曲「ブラック・リムジン」なんかを思い出しますね。

そしてこの曲。

これはリトル・ウォルターの曲のカバー。

1コードで行けちゃうのもブルースの魅力ですね。

ハーモニカもいいですね!


そしてこのアルバムとは関係ないけど、

こんな素敵な動画も見つけたので、ちょっと紹介。

名盤「レット イット ブリード」に収録されていた「カントリー ホンク」。

今の演奏を聴いても昔と変わらぬカッコ良さがあります。

そうそう、最後に、このアルバムの原曲を、このアルバムの曲順通りにまとめたCDが、次号の「ブルース&ソウル・レコーズ」という音楽雑誌の付録として付くらしいので、興味ある方はこれも予約必須ですね!
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2ガジュマル
はい、前回のA面の続き、レコードをひっくり返します。

さっそくB面の感想行きましょう!
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↑ちなみに歌詞カードの裏側のデザイン。こんなワッペン本当にあったらいいですね~


7 「もれている」 マーシー作

タイトル通り色々なものがもれている曲。
結局何がもれているのかは分かりません。色々なものです。この手の曲は他でいうと「とがってる」とかに似た感じでしょうかね。曲調は全く違いますが。
でも、そんな中に「夏が終わる 夏が終わる」という歌詞があると、少し何か考えてしまいますね。

夏に向けてため込んだエネルギーを、夏に一気に開放して行くんだけど、結局、夏って全てのエネルギーを開放しきれないまま、そのエネルギーが漏れ出すようにして、いつの間にか終わっていて秋になっている感じってありますよね。そんな感じを個人的には想像してしまったり。。


8 「誰がために」 ヒロト作

これはひたすら「誰がために 〇〇〇〇」という歌詞が続いていきますが、ずっと聴いていると「誰がために」のところが段々英語っぽく聴こえてきますよね。「ダー(アイ)ガッタメニー」的な感じに聴こえてきます。こんな英文存在するか分かりませんが、「逆空耳アワー現象」とでもいいましょうか。
もしかしたら、実際にヒロトも、こんな英語の曲を聴いていて、なんか「誰がために」って聴こえるな~って、空耳アワー現象をそのまま歌にしちゃっただけかもしれませんね。

これ僕だけかもしれませんが、こういう曲を聴くとストーンズっぽさを感じてしまいます。
前回のアルバムの中でも、「這う」という曲が同じ系統に感じていて、ストーンズっぽいなーとか思っていたのですが、実際に探してみてもそこまで似た曲はないんだけど、でもストーンズ感というのがなんとなく僕の中にはあるんですよね。

よく考えたら「這う」(How)も空耳アワー現象からできたような感じの曲ですねw


9 「モーリー・モーリー」 ヒロト作

このモーリーというのは「分かったつもり 知ったつもり」という感じに、ずっと「~つもり」が続いていくように、その「モーリー」なのか、何か人物を指しているのかまでは分かりませんが、曲調としてはすごく楽しい感じの曲。
でも、ずっと聴いていると、少し複雑な気持ちというか、切ない気持ちにもなってきたり、不思議な感じの曲ですね。


10 「焼芋」 マーシー作

一瞬「焼酎」?あれ違うか、「芋焼酎」?とか見えてしまったが、「やきいも」でしたw
夏と言えばマーシーですが、この曲のように冬の寒さとか厳しみたいなものを表現させても本当に上手いですよね。実は意外と冬の名曲が多いマーシーの曲。
これは僕の中では、なんとなく昭和の寒い冬という感じ。
曲調としては「海はいい」に似ていますかね。マーシー流レゲエとでもいうか、この感じけっこう好きです。


11 「光線銃」 ヒロト作

これはもう、典型的なヒロト節とでもいいましょうかね。ヒロトならではの日本的なメロディーラインですよね。
他の曲でいうと「孤独の化身」と似たような切なさを感じます。タイトルからは想像できない切なさ、寂しさ。
「誰からも 見えない 子供」とか、
「ああ 桜咲いたまま もう 春を忘れそう」これはなかなかずるいフレーズ。
この部分以外でも、無駄な言葉一つない歌詞ですね。


12 「大体そう」 マーシー作

出ました!マーシーならではのざっくりタイトルw「もれている」とかもそうだけど、「とがってる」、「中1とか中2」なんかもざっくりしたタイトルですよね。
タイトル通り大体そんな感じのざっくりした曲ですw
マーシーがね、当たり前のことを当たり前に語る。大体そう。

何でもかんでも特別にしようとする今の世の中だからこそ、このくらい当たり前のことを歌にすることがとても新鮮に感じます。
でも、こういう言葉が人の気持ちを楽にさせてくれることも、きっとあるんだと思います。
肩の力が抜けるというか。。
こういう歌、マーシーいっぱい歌ってるんですけどね、そのたびに何か気づかされます。

 たいていの日は 特に何もない

 大体そうだ それでいいのだ

よし、これをチームのスローガンにしようw



以上、これで全てになりますが、

総合的に見て、今回のアルバムはすごく良い意味で、「お腹がいっぱいにならないアルバム」だと思いました。
本当に良い意味でですよ!
1回聴いてお腹いっぱいじゃないんですね、どうしても「おかわり」したくなるようなアルバム。
腹9分目くらいの感じでずっと聴けちゃう感じです。
36分しかないですしねw買った当日に4回連続で聴きましたw

A面の時にも言いましたが、シングルっぽい曲があまりないのもその要因かもしれません。
ベスト盤に近いような曲が並んでいたら、きっとすぐお腹いっぱいになっちゃう、そんな感じなのかな?
カップリングのような曲が並んでいるからこそ、何度も聴きたくなるのかも。
これはファンだからこそ感じることなのかも知れません。

過去にシングルのA面だけを集めたベストと、B面のカップリングだけを集めたベストの2種類を出していますが、僕が好んで聴くのはやはり、B面だけ集めたベスト盤ですからね。個人的な好みなのかな??
まあ、分かりませんが、僕はこのアルバム大好きですね!
自分の中で特に順位付けはしていませんが、ベスト3には確実に入るアルバムではないかと思います。

あ、まあその辺は、その日の気分で変わってくるんですけどねw

でも今はこれが最高!

今日は最高!

です!

以上、「BIMBOROLL」の感想でした~
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