調理職人ドラセナのオムライスが自慢!

アストルティアの片隅にある『南国レストランカフェ ドラセナ』 シェフ・ドラセナとオーナー・ガジュマルがその日常を綴ります

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カテゴリ: 本日の店内BGM

2ガジュマル


今日の記事は例のJAZZシリーズの第3回目。


前回はボーカルに関しての記事でしたが、

今回はちょっと「ドラム」に注目してお話ししたいと思います。


皆さん、普段音楽を聴くとき、ドラムの音や叩き方などに注目して聴くことってありますか?

僕自身、この曲のこのドラム好きだな~とか、

このシンバルの音なんか好きだな~とか、

何となく耳に残る部分では意識して聴いたりはあったのですが、

正直、叩いてる人の個々の特徴まで意識したり、

その音の違いだとか、そういったものまでは気にして聴くことはあまりありませんでした。


そんな中、ある日そういうことを意識しだしたきっかけになったのが、

やはり、このシリーズではお馴染みの、

チャーリー・ワッツ先生。
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もちろん、チャーリー先生のドラムの叩き方や音に魅せられて、

そういったことに注目したというのもありますが、

それよりも特に、ドラムの世界の奥深さみたいなものを意識するきっかけになったものがあるんです。


それがこちらのアルバム。
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「チャーリー・ワッツ ジム・ケルトナー プロジェクト」

という、チャーリー・ワッツと、ストーンズのサポートメンバーでもあり、打楽器のスペシャリストでもある、ジム・ケルトナーと言う人と一緒に制作したアルバム。

打楽器奏者である二人のアルバムですから、ドラムやパーカッションがメインという感じのアルバムで、

さらに近代的なサンプリングなども駆使されており、

古き良きものを好みそうなチャーリー先生にしてはちょっと意外な感じのアルバムでもあります。


で、このアルバムの最大の特徴は、

曲のタイトルが全てジャズドラマーの名前になっている所。
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人の名前をそのまま曲のタイトルにしてしまうのはちょっと面白いですよね。

タイトルは曲が完成した後で、そのイメージに近いドラマーの名前が、「この曲は誰っぽい」みたいな感じで、後からつけられたらしいのですが、

曲自体はあまりジャズっぽいものではなく、

どちらかというと、中東、ボサノヴァ、アフリカン、といったような、

ワールドミュージックっぽい要素が強いアルバムです。

で、ライナノーツには二人の対談形式で、何故その人の名前にしたかを説明してくれていて、

そのドラマーとの思い出なども含めて語ってくれています。

それを読むことで、僕も今まで気にしていなかった、各ドラマーごと特徴というものを意識するようになり、

ここでタイトルになっている人たちのアルバムを実際に買ったりして、

よりジャズというもや、そのドラムを意識して聴くことが面白いと感じるようになりました。


そしてこれまたジャズのレコードの特徴でもあるですが、

ジャズって、ドラマーがバンドのリーダーとしてバンドを率いて、ドラマー名義でレコードを出したり、ライブを行ったりということがよくあることなんです。

ロックやポップスなどの世界ではあまりないですよね。

どちらかというと、ボーカルやギタリスト名義で活動しているバンドが多いですかね。

例えば、

バディー・ホリー&クリケッツ

スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ


みたいな感じ。


それがジャズでは、先ほど曲のタイトルにもなっていた、

アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ

ケニー・クラーク/フランシー・ボランビッグバンド


のように、ドラマーが中心となっていることがよくあり、

(ドラマーの名前)+トリオ、クインテット、カルテット

のような感じでバンド編成を表現したものがよくあります。


このアルバムがきっかけで、こういったドラマー名義のものを聴くきっかけにもなり、

さらには、普通によくあるサックス、トランペット、ピアノがメインのアルバムでも、

バンドメンバーのドラマーの所に注目が行くようにもなりました。

ジャズの世界では色んなアーティストのバックで、このアルバムのタイトルになっている人たちが、ドラムを叩いてることが多いんですよ。

で、知ってる名前がメンバーのリストに載ってるとちょっと嬉しかったりもします。


こういう感覚でジャズを聴くようになってから、

ジャズを聴くのが楽しくなってきたのはもちろんなのですが、

結果、元々よく聴いていた、ロックやブルースなどでも、

よりドラムのほうに注目が行くようにもなって、世界観がまた一味違って感じることができて、

自分にとっては良いこと尽くしのきっかけになり、

このアルバムの出会いはホントに良かったなあと思っております。


ちなみにこのアルバムの中での特にお気に入りなのが、

気だるい感じの8ビートから、ビ・バップ系というんでしょうか?急にがらりと高速4ビートに切り替わる、

6曲目の「マックス・ローチ」

ビートが切り替わってからのピアノも圧巻ですね。


そして、ラストを飾る「エルヴィン組曲」

個人的に広大なアフリカの大地を想像させてくれるような曲で、

12分にも及ぶ大作なのですが、聴いていて全く飽きることなく、

ずっと子守歌のように聴いていられます。

シンバル系の音も、こんなに美しい音色は今まで聴いたことがないというくらい、

その音に聴き惚れてしまいます。

エンディング部分でジャングルっぽいビートに変わるのや、

掛け声のようなコーラスが入るのもお気に入りです。


そして、ちょっと余談になりますが、

2曲目のタイトルにもなっている「アート・ブレイキー」

この人は、ザ・クロマニヨンズのライブ「レインボーサンダーツアー」を観に行った方ならお馴染みの、

ライブのオープニングで使用されていた「ドラム・サンダー組曲」という曲で、

あの圧巻のドラムを叩いていたのが、まさにこの「アート・ブレイキー」なのです。

まさに雷のようなドラムでしたよね。

こういうライブの演出にジャズの曲を用いるのは、どことなくストーンズのライブを思わせてくれたりもします。

この曲は「モーニン」というアルバムに収められていますが、
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全く知らない人でも、このアルバムタイトルにもなっている「モーニン」という曲はとても有名な曲なので、

どこかしらで聴いたことがあるかと思います。聴けば「ああ!」ってなるやつですね。


というわけで、「チャーリ・ワッツ ジム・ケルトナー プロジェクト」というアルバムをきっかけに、

ジャズドラマーや、ドラムの音や叩き方などに注目るようになったというお話でしたが、

多分、個人的な好みもあるので、このアルバムを強く勧める訳ではありませんが、

こういう目線でドラムやジャズを楽しんでみるのもまたいいんじゃないかなと思います。



最後に今日はチャーリー先生の動画で、

最近のお気に入りのやつを紹介してお別れしようと思います。

この記事のテーマに相応しく、

ロック系のドラムでは見ることが少ないですが、

ジャズではよくお見掛けする、ブラシを使ったドラミングを、

ブルースのカバー曲、マディー・ウォーターズの曲で披露しているあたりが、

何とも言えない良さがあります。

ローリング・ストーンズの「I Can't Be Satisfied」です。

ストーンズのリハーサルの動画はけっこう好きで、

「せーの!」っていう感じじゃなく、いつも勝手に演奏が始まっていく感じが好きですね。

ミック・ジャガーがスライドギターを弾いてるのも珍しいですし、

スタッフがチャーリー先生に資料のようなものを渡す所とか気に入ってますw

最小限のドラムがクールでありながらも、どこか楽し気なのがファンとしては嬉しい。

そしてグレッチのドラムセットがなんとも輝かしい。



これでひとまず、ジャズシリーズの記事を書き始めてから、書こうと決めていた3回分は何とか書くことができまして、

とりあえずは、しばらくこのシリーズはないとは思いますが、

またジャズに関して思いつくことがあったら書こうと思いますので、

またその時にお会いしましょう。

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2ガジュマル


今日は音楽系記事になります。



音楽を日常的によく聴くという多くの方は、

それぞれの楽器ごとに特に好きな演奏家というのがいると思います。

好きなギタリスト、ベーシスト、ドラマー、

皆それぞれお気に入りがいるかと思います。

さらに広げれば、ピアニスト、サックス奏者、ハーピストなんかにもそれぞれお気に入りの演奏家がいたりすると思います。


ところが、「バイオリニスト」となると意外と自分の中でのお気に入りとして、名前が挙がらない人も多いのではないでしょうか??

バイオリニストって、オーケストラなんかになると、バイオリンだけで10人とか20人?とかの大所帯の中の一人になってしまいますし、

ソロプレイヤーとして活躍されている方でもパッとこの人!っていう感じには、名前が挙がらなかったりします。



皆さんはどうですか??特にお気に入りのバイオリニストっていますか??

僕の場合、そんなに多くのバイオリニストを知っているわけではないのですが、

一人だけいるんです。

お気に入りのバイオリニストが。




それはアイリッシュ系の音楽をベースにしながらも、幅広いジャンルの音楽を弾きこなす、


「アイリーン・アイヴァース」



という女性バイオリニスト。



アイリッシュ系やカントリー系の音楽の世界では、

バイオリンを「フィドル」、その演奏者を「フィドラー」と呼ぶことが多いのですが、

ここでは、記事のタイトルがバイオリンなので、「バイオリン」で統一したいと思います。



で、どんなアーティストなのか、

とりあえず分かりやすい動画を用意しましたので、それをちょっとご覧ください。

一見どこにでもいそうな、ただのオバさんと思われるかもしれませんが、

この人、ただものではありません。

動画を観ると楽器に詳しくない人は、最初何をやっているのか分からないかもしれませんが、

しばらく観てると分かってくると思うので、まあ最後まで観てみて下さい。

どうですか??

エレキバイオリンを使用し、

さらに様々機材を駆使し、

その場で音を録音し、それをループ再生、

それに次々と音を重ねていき、

一人、バイオリン一つで一つの合奏を完成させているんですよね。

バイオリンでは珍しく、ワウペダルまでも使いこなし、

僕は勝手に「バイオリン界のジミヘン」と言っているのですが、

こういうことができるのは正確なリズム感があってこそですし、

その多彩な表現力も含めて本当に見事ですよね。

ピックアップ(楽器用の小型のマイク)に直接ボイスパーカッションのように声を吹き込んで、リズムパートを作るのも斬新な方法ですよね。

でも、この動画ではどちらかというと、機材を駆使したちょっとしたお遊び的な感覚で弾いてる感じで、

CDで聴ける演奏や、実際のライブパフォーマンスはこんなもんではありません。




で、僕がこの人を知ったきっかけというのは、

「リバーダンス」という、アイリッシュダンス、アイリッシュ音楽をテーマにした、

分かりやすく言うと、ミュージカルのようなエンターテイメントショーで知ったのがきっかけなのですが、

このショーを何で知ったかまではちょっと思い出せません。

昔アイリッシュ音楽に興味を持ち始めた頃、色々物色していた過程で知ったとかだったと思います。
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このショーは本当に世界的に有名なショーでして、1990年代に始まって以来、演者さんは代々変わっているものの今でも続いているショーであります。

ダンスはもちろんですが、音楽が本当に素晴らしいですね。

ショーは始めはDVDで観たのですが、それよりも先にCDで音楽を聴いてその素晴らしさに感動して、

実際のショーを見たいと思ってDVDを買ったんですよね。

で、そのDVDで観ることができる、初代バイオリニストこそが、

このアイリーン・アイヴァースなのです。

ちなみに有名な所では、映画「タイタニック」の音楽にも、どの曲か忘れましたが参加しています。


話はDVDの内容に戻りますが、

サントラを聴いていた時は特にバイオリンに注目して聴いてはいなかったのですが、

DVDで観てみるとひと際目立った存在だったんですよね。

何と言っても、トレードマークでもある「群青のバイオリン」がとにかく目立ちます。

で、最初はなんとなく、


「あの青いバイオリン弾いてる女性、なんか目立つな~」


「でもなんか異常に上手いぞ??」



みたいな感じに気になりながらもダンス中心に観ていたのですが、


ショーの2部構成のうち1部の中盤くらいで、一度ダンサー達がはけて、

ミュージシャンだけでの演奏にスポットが当たるシーンがあるのですが、

そこでの演奏を観て、

ちょっと度肝を抜かれたといいますか、、


「何だこのバイオリン!?」


ってなったんです。

というのも、サントラで聴ける演奏ではもっと穏やかなもので、

エレキバイオリンを使いワウペダルを使用した演奏は収録されていなかったので、ちょっと驚いたというか、、


で、たまたまこのシーンを切り取った動画を見つけたので観てもらうのが早いでしょう。

良かったらご覧ください。まだ若い頃です。

本来こういうショーでは、ダンサーがメインで、ミュージシャン達はそれを陰ながら支えるサポート役というような面があると思うのですが、完全に主役級に目立ってますよね。

弦を「ギャッギャッギャッ!」とか「ガガガガッ!」って感じで力強くこするのがカッコイイですね。



で、これで彼女の存在を知り、

彼女がソロで出しているCDも数枚購入するようになり、
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来日時には、ワンマンの公演ではありませんでしたが、一度だけ観に行ったこともあります。

やはりライブでの演奏は圧巻でして、

リバーダンスを観ても分かるかと思いますが、かなりパワフルというかエネルギッシュな人なんですよね。

ライブでも弓を振り回しながらステージを降り、観客の中を走り回っていたのが印象的でした。


ちなみに「リバーダンス」は過去2回ほど観に行ったことがあるのですが、

もうすでにメンバーが変わっていたので、彼女の演奏は観ることはできませんでした。
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↑これが4年前に2回目に観た公演。


また初代のメインダンサーの「ジーン・バトラー」という人も本当に美しく素晴らしいダンサーで、
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初代のやつを生で観てみたかったな~というのはあるのですが、

それを抜きにしても素晴らしいショーでしたね。

「リバーダンス」の話になると、ちょっと熱くなってしまうのでこの辺にしましょう。



まあそんな訳で、

僕の好きな「バイオリニスト」ということで、

「アイリーン・アイヴァース」を紹介した訳ですが、

正直まだちょっと話したりないのですが、

世界にはこんな個性的なバイオリニストもいますので、

興味ありましたらCDとか聴いてみて下さい。


またアイリッシュ音楽に興味あるけど、何から聴いたら良いか分からないという人にもオススメです。

でもちょっと、彼女の世界観が近代的でジャンルも幅広くスタイリッシュなものなので、

もろに伝統的なものを求めてる人には、最初に聴くものとしてはちょっと微妙かも知れませんが。。


一応、、伝統的なものがお望みであれば、

これまた王道になりますが「チーフタンズ」とか「アルタン」あたりになりますかね。



以上、真面目な音楽記事でした。
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※群青のバイオリンが言うほど群青ではなかったのと、全然こっそりじゃなかった件に関しての問い合わせは受け付けておりません。


2ガジュマル

今日は久々の音楽系記事になります。

だいぶ前になりますが、このジャズに関した記事をいくつか書きたいということで、書き始めた記事の第2弾となります。



ところで皆さん、ジャズという音楽ジャンルについてどのような印象をお持ちですか??

まあ人それぞれ色々あると思いますが、

中には、サックスやピアノなんかを中心に、アドリブでハチャメチャに演奏しまくる、何をやっているのかよく分からない複雑な音楽という印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

正直、僕自身もそういう印象を持っていた時期もあるのですよ。

何というか、何となく雰囲気だけはカッコイイけど、アドリブ演奏が複雑すぎて曲の原型もよく分からないなとか、

そしてさらには、

そのアドリブソロが各パートごとに順番に、サックス→トランペット→ピアノみたいな感じに、さらにはリズム隊のベース→ドラムという感じにソロを回していくものですから、曲自体がかなり長くなるんですよね。

1曲10分近いのなんて当たり前のようにあります。

そういったこともあって、やはりジャズはどうも取っつき辛いと思う方も多いことと思います。


そこで、そう感じている方に僕がちょっとオススメしたいのが、

ボーカル(歌)の入ったタイプのジャズから聴いてみるのも良いかなと。


実は、よくサックスやピアノなどで演奏されるインストゥルメンタルの曲(歌の入らない楽器だけの曲)は、

ボーカルは入っていないけど、元々は歌詞のある歌が原曲であることが多いんですよね。

要は元々古い映画やミュージカルの楽曲として使用されていた歌などを、楽器だけのバージョンにアレンジして演奏していることが多いという訳です。

それが一般的によく言う、ジャズの定番曲、ジャズのスタンダードナンバーということになります。

皆さんが何となく知っている有名曲なども、実は元々歌詞のある歌であることもよくあります。

あれ?この曲って歌詞あったんだ?と、後から気づかされるなんてこともありますね。


で、そのようなボーカルの入った原曲は、インストゥルメンタルの曲に比べ短い場合が殆どです。

よくある歌謡曲や、ポピュラー音楽同様、2~3番くらいまで歌があり、その間に間奏が入る程度の時間で終わるので、時間的な面でも非常に聴きやすいと思うんですよね。

分かりやすい所で言えば、もう王道中の王道になりますが、ルイ・アームストロングなんかがその代表になるかなと思います。
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彼はトランペットも吹きますが、そのソロは本来の歌のメロディーを少しだけ崩していくようなアドリブ演奏が多いので、トランペットの部分も分かりやすく非常に聴きやすいですね。


で、そんな中で、僕がものすごく気に入っているボーカル物のジャズアルバムがありまして、

今日は是非その1枚を紹介させてください。


そのアルバムがチェット・ベイカーという人の「チェット・ベイカー シングス」というアルバムです。
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この人もトランペット奏者なのですが、このアルバムではタイトルのまんま歌も歌っているんです。

で、その声がなんとも味があっていいんですよ!

上手く説明はできないのですが、とにかくいいんです!

ジャズのスタンダード中心に歌われているんですが、1曲1曲の時間も2~3分程度とジャズでは珍しく短いので、非常に聴きやすいです。


で、このアルバムにはちょっと個人的なエピソードがありまして、


以前働いていた職場で、僕よりもちょっと年上の女性の先輩が、職場でよくiPhoneに入れらた曲をシャッフルモードで適当にBGMとして流していたんですが、

その方は、僕と同じくブルーハーツきっかけで音楽の幅を広げていったタイプの人で、

なので、ありがたいことに、流れる曲のほとんどが僕好みの古いロックやレゲエ、ブルースなんかで、それらが次々と流れる訳ですが、

そんな中、ジャズを聴くという話は聞いたことがなかったのですが、

ある日、このチェット・ベイカーのアルバムの曲が流れたんです。

僕は当然、は!っとなって、

「あれ?これチェット・ベイカーですよね?こういうのも聴くんですね」

と、意外そうに聞くと、

向こうも、この曲がチェット・ベイカーだとすぐに分かったことに驚いた様子で、

僕自身、何をきっかけに買ったのか覚えていないのですが、

その人も、声が好きでお気に入りなんだけど、何で買ったか覚えていないとのことでした。

お互いブルーハーツきっかけで、他の色々な音楽を掘り下げていったわけですが、

実はどちらかというと僕は、そこからブルース路線を追求していくことになり、

その人はどちらかというと、パンク路線に広げていった経緯があって、

入り口は同じでありながら、その後たどった道はやや路線が違う所はあったのですが、

まさか、そこからこういったジャズにまで手が伸び、同じドアノブを掴んでいたことに、

ちょっとした感動のようなものを味わった思い出があります。

音楽と音楽はこういう気付かない所での密接な繋がりのようなものがあるからまた面白いですよね。


本当に聴きやすく良いアルバムだと思いますので、興味ある方は是非聴いてみて下さい。



最後に今日はガジーのギターシリーズのオマケを用意しました。

ジャズのスタンダートナンバーということで、

デューク・エリントン「In A Sentimental Mood」をギターで弾いてみました。

これも本来歌がある曲ですが、もちろんギターのみの演奏です。

この曲は僕のジャズの先生でもある、チャーリー先生が昔ジャズアルバムを出したときに収録されていた曲でもあり、確かその影響で弾いてみたいと思って録音した感じだったと思います。
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という訳で以上、たしなむ程度の知識のジャズ関連記事でした。

それではまた。

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2ガジュマル

つい先日、巷で評判のあの映画、


「ボヘミアンラプソディ」を観てきました!
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伝説のロックバンド「クイーン」のことを描いた映画ですね。


映画の感想は僕が今更言うまでもなく本当に素晴らしい映画なのですが、

まあ、あえて感想を箇条書きするなら、


・ フレディ・マーキュリーの前歯とかそんな気にして見たことなかった。

・ ブライアン・メイってなんかいつでも冷静でなんか大人だな~って。フレディの発言にいつも親身に頷いているのも印象的。

・ フレディのあの髪型と髭ってどのタイミングでなるんだろうって思いながら。

・ それにしても、そっくりだな~とか。

・ ボヘミアンラプソディのコーラスのパートの録音の様子がなんか楽しそうで、ヒロトがレコーディングで後からみんなでコーラスを録るのがすごく楽しいって言ってたのを思い出したり。

・ 冒頭のシーンで「ボウイ」と一言声を掛けてたシーンがずっと気になっていたり。

・ 「ウィー・ウィル・ロック・ユー」の誕生に至ったブライアン・メイの発想がとても素敵だな~って。

・ そして猫が可愛い。


ちょっと色々思うことは他にもいっぱいあってキリがないのですが、パッと思い出せるのがこんな所。

こんなざっくりした感想だけみたら、しょうもない映画と思われそうですが、内容は本当に素晴らしいですよ!


で実は、今日お話ししたいのはその映画の話ではなく、

僕がクイーンというバンド、フレディ・マーキュリーというシンガーに興味を持ったきっかけのお話でもしようかなと。



先に言ってしまうと、僕がクイーンを聴くようになったきっかけというのは実は「デヴィッド・ボウイ」なんですよね。

まだ16か17歳くらいのときだったと思います。

まだD・ボウイすら全く聴いたことのなかった頃の話です。

そんな僕がD・ボウイを初めて聴いたのは80年代に大ヒットしたアルバム「レッツ・ダンス」
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初めて聴くアルバムとしてこれが正解か分かりませんが、僕が大好きなブルースギタリストが参加しているアルバムということで、このアルバムから聴いてみることにしたんです。

全く知識は無かったのですが、日本の80年代を代表するロックバンド「BOOWY」が、D・ボウイからバンド名を取ったという知識はあって、そういうイメージから入ったので、かなり意表を突かれた感じはあったのですが、

純粋な気持ちでカッコイイと思いました。

今となっては概ね一通りD・ボウイの作品を聴いた僕だからハッキリと言えます。

その時の感情は間違っていなかった。

間違いなくこのアルバムは名盤であると確信を持って言えます。

当時は知りませんでしたが、シックのギタリスト「ナイル・ロジャース」もプロデューサー兼リズムギタリストとして参加していて、今冷静に考えても異色ではありますがすごいアルバムだと思います。

商業的な作品とも言われたりしますが、長いキャリアの中で時代の流れに合わせつつも、ほんの僅か1歩先を行く感じのアルバムを残せたことはやはり見事という感じで、今でこそ言えることではあるのですが、当時、何も知らない16、17の青年が聴いて心惹かれたのは紛れもない事実です。


で、リアルタイムに発売されたレコードはどうだったか知りませんが、僕が買ったCDには最後にボーナストラックとして、「アンダー・プレッシャー」というクイーンと共作した曲が収録されていたんですよね。
映画の中でもかなりいいシーンで使われていましたね。

クイーンに関しては全く知識がなく、「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」くらいはなんとなくは知っていましたが、フレディ・マーキュリーのことなんかは全く知らず、むしろ当時ギター雑誌をよく読んでいたので、ギタリストであるブライアン・メイのことのほうがある程度知っている感じでしたかね。

で、そのアルバムの最後に収められた曲を聴いて、

まずあの印象的な一度聴いたら忘れることができないベースから始まって、

もうすでに「お、なんかカッコイイぞ!?」ってなるのですが、

それよりも圧巻だったのが、フレディ・マーキュリーのヴォーカル。

あのパワフルかつソウルフルな歌声、

そして声の伸び、広い音域、ファルセット、

あとはスキャット?的なやつだったり、

さらにはエコーというかディレイ?的な手法を用いた表現があったり、

どれをとってもタダ者ではない感が半端なくて、

これまで全く気にも留めなかったバンドに一気に興味が沸いた瞬間でありました。


しかし、やはりフレディの声に魅了されたせいか、先に買ってしまったのが何故かソロアルバム。

映画を観ても分かりますが、これは失敗だったのかも知れません。。

僕自身も何度も聴いた記憶がありません。

そして改めて買いなおしたのが「グレイテスト・ヒッツ」というベストアルバム。

これでほぼ満足してずっと聴いていましたね。

今回の映画を観てできれば各アルバムごとに欲しいなと思いました。


そしてさらに僕が体感した感動は続きます。

初めて「アンダー・プレッシャー」を聴いてから何年後のことでしょうか、

D・ボウイのライブを観ることができたんですよ。2000何年だかの「レアリティ・ツアー」ってやつですね。

初めて生でD・ボウイを観ることができて、それだけでももう満足だったのですが、

ライブ中盤でそのときは突然訪れました。

あのベースリフがあの大きな玉ねぎの下でクールに鳴り響きます。

それが聴こえた瞬間、会場全体も一気に沸き上がります。皆やはり好きなんですね。

僕は当然面喰いました。

フレディ亡き今この時代にこの曲がライブで聴けるとは思ってもみませんでしたからね。

鳥肌が立ちました。

と、同時に、

でもこれ、誰がフレディのパートを??という疑問が、、


するとベースを弾いているのが女性ベーシストで「ゲイル・アン・ドロシー」っていう人なんですが、

その人が歌い始めるんです。

この曲の最もおいしい所、ベースとヴォーカルを一人二役持って行っちゃうわけですよ。

ビックリしました。

確かにフレディほどのパワフルさみたいなものはないかもしれませんが、

もう生で聴くことは叶わないだろうと思っていた曲が不意にやってきた感動は何とも言えないものがあります。

少し前にクロマニヨンズと加山雄三の対バンで、若大将がブルーハーツの「青空」を歌いながら登場したときも似たような感覚を味わいましたが、本人でなくても、ただこうして名曲が歌い継がれていくことが嬉しいというかなんというか、、

こういうことが本当の意味でのトリビュートということになるのでしょうか。

こうして考えると、すべての音楽は繋がっているということに改めて気付かされる訳ですが、

その興味のきっかけになることが、本当にどこに転がっているか分からないからまた面白いですよね。


という訳で、映画はもちろんオススメです。

クイーンもオススメです。

デヴィッド・ボウイもオススメです。


最後にせっかくなので、

ゲイル・アン・ドロシーが歌う「アンダー・プレッシャー」でも聴いてお別れしましょう。


フレディ・マーキュリーもデヴィッド・ボウイも亡き今となっては、どちらのバージョンももうライブで見ることはできないんだなあという悲しみ。。

QLKESNG5

2ガジュマル



さて今日は、前回のA面に続き、B面のレビューとなるわけですが、


せっかくなので、ジャケットの裏のデザインと歌詞カードの裏の写真も載せておきましょう。
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いつも思うことですが、

ジャケットの裏とかにちょこちょこっと書いてあるようなイラストがなんか味があっていいんですよね。

今回は和風のジャケットにちなんで、ヨシオが歌舞伎のようなポーズをとっていますね。

そして歌詞カードの裏も、
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古風な和テイストに未来のロボ感というアンバランス感が何とも言えない独特な世界観です。



それではジャケットの裏側も紹介したところで、

さっそくB面のレビューと行きましょう!



7 恋のハイパーメタモルフォーゼ  ヒロト作

レコードをひっくり返しての1曲目は、いきなり伴奏無しでメンバー全員での合唱で始まります。
こういうアレンジは、ちょうどB面に切り替わる所での仕切り直し感があっていいですね。

歌の方は、シンプルにそのまんま恋の歌ですが、
5秒聴いたらもういきなり一緒に歌えてしまうようなキャッチーで親しみやすいメロディーで、どこか懐かしさも感じられるような曲です。
ライブなどでも皆で歌えるタイプの曲ですね。
「かかってこーい!」の掛け声もライブで盛り上がりそうです。

このような、いきなり伴奏無しで歌から入るタイプの曲は、「グリセリン・クイーン」同様に曲前にキーを取る可能性がありそうですね。マーシーが1回だけジャーーーン!と鳴らしていきなり始まることも考えられそうですが、曲前にマーシーがキーを合わせるための曲を何気なくチャランチャランと引く可能性もありそうです。
どんな感じになるか楽しみですね。


8 荒海の男  マーシー作

タイトルからのイメージ通り荒々しい感じのロックナンバー。
まさに曲全体が荒波のようで、荒れた海を突き進んでいるかのようです。
歌詞もシンプルに海の男のたくましさを表現したような感じですね。

でも一本調子に荒々しい感じというわけでもなく、そこれこそ自然界の波のように緩急のある感じが曲全体にウネリのようなものを生み出している感じがします。
サビ前の緩急の付け方がいいですね。
サビでのカラララララ~ン!ってなるパーカッションもいい味出してます。(楽器の名前が分かりません)


9 東京フリーザー  マーシー作

ハイきました!みんな大好き「オイオイ系」ソングです。
ライブで盛り上がること間違いなしの鉄板オイオイですね。

一見、勢いに任せたロックナンバーのようでもありますが、
歌詞を聴いてみると、やはりそこにはマーシーらしい人間の弱さだったり不甲斐なさのようなものが描かれている感じもします。
この曲を聴いてちょっと思い出してしまったのは、ハイロウズの「ニューヨーク」ですね。

「ニューヨークじゃ言葉足りない 別に東京でもいつも言葉足りない」という歌詞。

東京フリーザーでも「口から出ですぐ 言葉は凍って」とあるように、マーシーはこの東京で何か「言葉」で苦い思い出でもあるのでしょうかね。東京での生き辛さみたいなものも表現されている感じがしますね。

言えなかった言葉や、言わなくても良かった言葉、伝えたい内容が上手く伝わらなかった言葉など、言葉による後悔みたいなものって、東京に限らず誰にでも経験のあることだと思うのですが、
その後の歌詞に、

「凍った言葉を 拾い集めたら お部屋に帰って ストーブの前で ゆっくりとかそう カチンカチンだぜ」

とあるように、家に帰ってから反省したり、または反省ではなく、後から良いように処理したり、解釈し直してみたり、納得しようとしている自分がいたりもして、
なんかそういう部分でこの歌は共感度が高いというか、なんとなく分かる気がするんですよね。

「言葉」ってホント難しい、、そう思う今日この頃です。


10 モノレール  ヒロト作

これはもう分かりやすくストーンズ風の曲ですね。
ストーンズ風って言葉が使い勝手が良くてつい使ってしまいますが、イントロの感じも音作りもバッキングも含めてストーンズ風と言うのが一番分かりやすいでしょう。
一番最後のドゥルルンって感じで締めるドラムさえもチャーリーっぽさを感じます。

歌詞はそのままモノレールのことを歌った歌なわけですが、「もうすぐ空港が見える」とあることから、浜松町から羽田空港まで行ける東京モノレールのことだということが分かると思います。
ストーンズ風の曲ながらビートルズが登場するのもちょっと面白いですね。

そして何と言っても「あるわなあるわな」ところが可愛い。
ソングイズベリープリティーってやつですね。


11 三年寝た  ヒロト作

力強いイントロから始まるパワフルなロックナンバーですが、それとは裏腹に歌詞の方はゆるゆる系。
「三年寝た 三年寝た うっかり~ うっかり~」とひたすら繰り返される訳ですが、
今後、自分がうっかり寝過ごしたり、何かしらのうっかりミスなんかをした時に、脳内でこの曲が再生されそうですw
途中のドラムのドコドコなんかも圧巻ですね。

そしていつも思うことなのですが、この曲のように、彼らの作る曲というのはいつものことながら、曲ごとのテーマがはっきりとしているので、CMだったりテレビ番組のBGMとしてよく使われたりするのは納得がいきますよね。
数秒で伝えきることができる分かりやすさというのは制作側も非常に使いやすいのではないかと想像します。


12 GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)  マーシー作

タイトル通りアルバムの最後を飾るのに相応しく、若々しさ全開で気持ちよく突き抜ける感じのスゲエロックンロールです。
歌詞も若い頃バンドを始めて、がむしゃらにライブ活動をしていた頃の感情だったり思い出みたいなものがストレートに表現されている感じですね。
サビで聴けるギターの「トゥーーンン♪」って感じのチョーキングが良いスパイスになっている気がします。

で、この曲もそうなのですが、今回アルバム全体を通して感じたのが、今までと特に変わったことをやっている訳ではないのですが、今回はなんとなく良い意味で「覚えたてのロックンロール感」みたいなものを感じたんですよね。
何と言うんでしょうか、彼らのキャリアを考えたら、完熟したロックンロールというのが適当だと思うのですが、そうではなくて、良い意味で熟していない、実が生ってまだ色づく前のキラキラした感じで、
まだギターを弾き始めた中学生とかが、この曲ならできそうだなって思い、バンドを組んでまず最初にやってみようと思う感じ。何となく分かります??
もちろん楽器を始めて数カ月とかでマネできるレベルの演奏ではないのですが、そう感じさせない「覚えたてのロックンロール感」というのが、この曲を含め僕が今回のアルバム全体通して受けた印象ですね。



以上、これでA面B面全てになりますが、

最後の曲でなんとなくアルバム全体の感想をまとめちゃった感があるので、また改めてまとめる必要もないのですが、
もう少し付け加えると、今回のアルバムはマーシーのギターのサビとかで鳴る「ジャカジャーン!」とか「チャカチャーン!」がいつもに増して際立っていたように感じます。
ドラムとベースに関してはあまり特筆しませんでしたが、これは今更書くまでもなく安定のカッコ良さということで。
あとは「カラララーーン」ってなる謎の楽器。あれが所々で活躍していましたね。

というわけで、全部ひっくるめて最高に素晴らしいアルバムでした。


最後にちょっと余談になりますが、A面の記事でちょっと触れたこちらのTシャツ。
スクリーンショット (119)
このインタビューで語られているこの映画、実はこの映画のサントラが、このブログのコーナー「本日の店内BGM」で、一番最初に紹介したアルバムでもあるんですよね。
僕がこのブログで真っ先に紹介したものが、このようなTシャツとなり、インタビューとして語られていたことがなんだか嬉しくてね。
もし興味あればそのときの記事もどうぞ。




というわけで、今年も長い長いレビューお付き合い頂きありがとうございました。

それではまた来年!

と、その前にライブ楽しみましょう!

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