2ガジュマル
つい先日、こんな本が発売されたそうですね。

「文学としてのドラゴンクエスト」
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ものすごく興味あるのですが、

字を読むのが大変そうなので買ってはいません。


でも、このタイトル通り、ドラクエを文学てして掘り下げて、あらゆる角度から見てみるのも面白そうですよね。

アマゾンで目次だけ見てみたけど、確かにちょっと気になる話ばかり。

面白いかどうかは分かりません。でも興味はそそられますね。


やはり、シナリオや様々な印象的なセリフなどのことについて書いてあったりするのでしょうか?

Ⅰ~Ⅹまで沢山あるから一個一個触れていくのも大変そうですね。

でも、場面ごとに切り取って、掘り下げたらやはり面白いでしょうね。


そんな、文学として注目されるドラゴンクエストですが、

文学とは関係ないかもしれませんが、僕も個人的に一つだけすごく印象に残っているセリフがあるのです。


ドラクエと言えばこのセリフ!というようなものも数多くあるとは思いますが、

僕の中ではやはりこの場面。

それはドラゴンクエストⅦに登場する、砂漠の町の井戸の中にいる老人のセリフ。
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ドラクエではよくある感じの砂漠の町。

そこに枯れた井戸があり、中に入ると、当然水はなく、一人の老人が座っているのです。

その老人は、釣竿を持ち、井戸の底にある砂漠の砂の中に釣り糸を垂らし、ずーーーっと幾月も釣りをしているのです。

(何だこの老人は??)

当然話しかけます。


老人「このわしを愚か者と思ったじゃろ??」


細かい言い回しは忘れましたが、こんなようなことを聞かれるのです。

そして、はじめは社交辞令的な感じに

「いいえ」を選びます。


すると老人は、

「そうじゃろ、そうじゃろ」

と答えるんですね。

(く、、なんだと、、)


納得のいかない僕は、もう一度話しかけ、今度は、

「はい」を選びました。


すると老人は、

「そうじゃろ、そうじゃろ」

と答えるんですね。


僕はしばらく、コントローラーを操作する手が止まりました。



そして再び、帰ってくる答えは同じだと分かっていても、

もう一度話しかけ、同じことを繰り返してしまいました。。


このセリフにはしばらく考えさせられてしまいました。

というか、文学ではなくどちらかというと哲学的?な感じですね。


これが一番印象に残っているセリフなのですが、

そもそも、ドラクエⅦって、世間的にはかなり過小評価されている作品だと思うのですが、

ストーリー、シナリオ、キャラ設定など、かなり興味深いものが多く、

個人的にはかなり好きな作品です。

キャラ育成やその他のゲーム性としての要素がもっとよくできていれば名作になっていたような気もするのです。

なんというか、Ⅶに関しては哲学や道徳的な要素が、随所に盛り込まれている気がしました。

主人公が今までの勇者キャラとは大きく変わり、ある意味ドラクエらしくない、どこか頼りない感じのどこにでもいるような少年。

そんな風貌の主人公で、確か発売当初のCMなんかで使われていたキャッチコピーが、

「人は誰かになれる」 (だったかな?)

こんなような感じの、キャッチコピーだったんですよね。

なんとなく哲学的ですよね。


そして、旅の途中での友人との永遠の別れや、

主人公の親戚の叔父が、どうしようもないダメキャラだったり、

また、スタートしてから、数時間敵が出てこないという、平和的なオープニングだったり、

今までのドラクエにはない、かなり攻め込んだ世界観だったはずなのですが、

その辺の部分が、多くの人に伝わりきらない部分はあったかもしれませんね。

各町でのストーリーも、ちょっとした短編小説のようなお話で、独立したストーリーなのですが、

後々、随所でつながってくるあたりも面白かったですね。

全体的に大きなストーリーがありながら、各町で別ストーリーが存在するのは、言ってみれば「短編集」のようなもので、この辺の流れは「ドン・キホーテ」と少し似ているかもしれません。

そして先ほど言った、主人公の叔父が、ダメキャラでありながらストーリーでは重要なキーマンになってくるのも面白い。


やはりもったいないと思うのは、キャラ育成の面や、モンスター牧場や移民システムなどの無駄な要素を詰め込み、それらがどれも中途半端になってしまったのが良くなかったかなー。

あとストーリー後半で、風や水などのロールプレイングではよくありそうな、自然の精霊に力を借りるという流れは、ちょっと安易すぎてもったいない気がしたなあ。そこまでの流れが良かっただけに。

あと主要キャラが5人でありながら、4人PTなので、一人だけPTから外さなければいけなかったのがなんとも。。


あ、いつの間にか普通にドラクエⅦの批評になってしまっていましたねw

まあ要は、この「文学としてのドラゴンクエスト」というのをきっかけに、Ⅶの老人のセリフを思い出したっていう話ですw

こういう思いがけないセリフがあったりするので、僕はドラクエⅩでも全てのキャラに必ず話しかける派です。

本棚の本も必ず読みます。

では、この辺で!
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