深夜なので、それまで時間をつぶすのも大変なので、とりあえず1回寝て、深夜に起きて聴こうと思ったのですが、他の患者さんを起こしちゃうとマズイので、アラームはセットできませんね。
寝過ごしちゃったら、その時はそれでいいやという気持ちでいたのですが、やはり5分寝坊。
で、そこまでして聴きたかったラジオというのがこれ。
10月からの新番組で、
あのドラマ「孤独のグルメ」でお馴染みの松重豊さんがDJを務めるという番組。
そして、その初回のゲストというのが、
なんと!甲本ヒロト!
これは聴き逃す訳にはいきませんよね!
ファンの間では当然知られたことなのですが、二人は学生時代のバイト仲間だったんですよね。下北沢の中華料理屋さん。
きっとそういう繋がりもあっての初回ゲストなのでしょう。
その当時の話とか色々聴けると思うとワクワクします。
で、寝坊した僕は5分遅れてラジオをつけたのですが、すでに番組記念すべき1曲目が流れた後でした。。
その1曲目というのが、当時の思い入れある曲として松重さんがリクエストした
「少年の詩」
だったようです。ファンにはたまらない粋な選曲ですね!そこからちゃんと聴きたかったです。。
で、ヒロトが登場したのはその後だったので、そこからは一語一句逃さずに聴くことができました。
松重さんの「出会った頃は確かまだラウンド・アバウトだったよね?」みたいな会話からスタート。
ブルーハーツが結成される前の、さらに前のバンド名ですね。
その時代の会話が自然と出てくるって凄いですよね。
そして先ほど流した「少年の詩」の話題になるのですが、
ヒロトが「でもあれはコーツの時に作った曲なんだよ」みたいなことを。
ブルーハーツ時代の曲のこと等あまり語らないヒロトの口から、その当時のことが色々語られるのはとても新鮮でした。
ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズ、のバンド名の由来をそれぞれ語っていたのも新鮮。普通の音楽雑誌のインタビュアーだったらこんなにストレートには話してくれなそう。
その時代を一緒に過ごした二人にしか分からない話が盛り沢山で、すごく生々しくもあり、
なんだろ
リアルよりリアリティ
って感じでした。
そしてヒロトがリクエストした曲はエルモア・ジェイムスの曲。ブルースのスライドギターの名手ですね!
当時、よく仲間同士で飲みに行っていたバー?のようなところで、リクエストしていた曲らしく、この曲が流れるとみんな異常に盛り上がり、その度に店が少しずつ破壊されていったというようなこと話してました。
「でも犯罪だけは本当にしなくて良かったよな」としみじみと語っていました。
「犯罪は全てを台無しにしてしまうから、今の若い人達も犯罪だけは絶対しないように」とういうようなことも言ってましたね。
他には、松重さんが自主製作していた映画の撮影を手伝ったり、舞台にもバンドマン役として出演した時のエピソードなど。
舞台に出演したのは正直後悔しているとも話していました。あれはやっぱり役者さんがやるものと。
あとは、中華料理屋さんのバイトとだけでは収入が足りず、二人とも品川の運送屋さんでもバイトをしていたとか。
「渋滞が嬉しかったんだよなー、休憩時間になるから」とか言ってましたね。
で、「結局あの頃からお互いやってること何も変わってないんだよね、バイトをしていないだけで、あとはまったく一緒」
とも語っていました。
と、まあ、ちょっと話が盛り沢山過ぎて、全部は書ききれないのですが、その内YouTubeとかでアップする人もいるかな?
興味ある方はそれで聴いてみて下さい。
ちなみに来週も引き続きヒロトがゲストなので、話の続きが楽しみです!