2ガジュマル
熱がこもり過ぎてちょっと長いですが、最後までお付き合い頂ければと思います。



先週の話になりますが、

皆さん、先週行われた「ドラゴンクエスト夏祭り」での、

第7期初心者大使の卒業試験ご覧になりましたか??


発表された試験の内容は「ギュメイ将軍」をサポなし3人で討伐するというもの。
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残念ながら諸事情で3人になってしまった7期のメンバーですが、

一応3人というのを考慮して選ばれたボスではあるものの、

それでもギュメイを3人で討伐とは、なかなかきつい試験だとは思います。


そして、やはり3人というだけあってギリギリの攻防となり、

緊張感ある目の離せないような、

本当に見事な内容のバトルだったので、

今日はちょっとそのバトルを振り返ってみたいと思います。


まだ観てないという方は、

YouTubeのほうでも観れますので是非一度ご覧ください。

リスナーのコメントはありませんが、ちょうど8時間くらいのあたりからバトル開始になってます。



さっそくそのバトルの内容ですが、

この試験のために合宿を行い、

何度も何度も練習を重ね、

念入りに作戦を練ってきたというのが分かる内容でして、

構成に関しては、

戦士(そのまし)

魔法戦士(シャイニング)

僧侶(なまはむ)


という、一人ずつ前衛、中衛、後衛という形で、

いかにもドラクエらしいというか、いたってシンプルな構成。

当然のことながら、それぞれが育成に力を入れてきた職をそのままやるという形になりましたね。

全員レベル110まで上げてきっちり仕上げての挑戦です。


そして、バトルの内容を見る限り、

自分たちなりに色々な工夫を凝らしてきたという感じなのですが、

その中でも観る人を一番驚かせたのは、

「せかいじゅの葉っぱ」の蘇生による「天使残し」だったのではないでしょうか?


これには正直驚いたのですが、

もしかしたら知らない人もいるかもしれないので説明しておくと、

僧侶にかかった「天使の守り」は、

死んでも、その効果が発動するまでの僅かな時間の間に、蘇生が出来れば、「天使の守り」の効果は消えずにそのまま維持されるというものですね。

意図的にやったことはなくても、サポやカカロンの素早い蘇生によって偶然その効果を目にしたことがある人も多いかと思います。



で、実際のバトルの方では、

最初に天使残しで蘇生したときは偶然だと思ったのと、

二人して蘇生が被ってるのを見て、もしかしたらテンパってるのか??

天使の効果があるの忘れてる??

とか思ったのですが、

ん??これもしかして意図的に天使残し狙ってるのか??

と、しばらく見てるうちに意図的に天使残しの蘇生をしていることに気づき、

うわ、まじか!?

これまたやべえこと考えてきたなと思ってしまいましたw


最初は先輩大使か誰かのアドバイスなのかなと思いましたが、

どうもその後の配信での話によると、

何度も練習しているうちに、偶然そのましがこの天使が残るということに気付いたらしく、

僧侶の負担を減らすために、これを活かそうということになったようですね。


一般的には、僧侶が死んだときに天使で生き返った後の僧侶の負担を軽くするのに、「せかいじゅのしずく」を使うことはよくあると思います。

僕なんかは、今となっては湯水の如くしずくを使うことに慣れてしまって、

ちょっとでも危ないと思えばすぐにしずくを使ってしまいますが、

こういう配信で多くの人に見せるバトルとしては、安易にしずくを使いまくるというのもちょっと違うのかな~と思うので、

あくまでも葉っぱを使って、僧侶の負担を減らすという作戦で良かったと思います。


で、もっというと、

この天使残し、上手く行けばその効果は大きいものとなりますが、

間に合わなかった場合に、ギリギリの攻防の中では相当な手損になってしまい、

下手をすればさらなるピンチを招きかねない作戦で、

このリスクの大きい作戦を、確実にやってのけるあたりが本当に凄いと思いました。

間に合わない場面もありましたが、特にそのましの天使残しがもう神がかってましたね。


しかもその後の配信で、

ただ試練の門に行くだけの配信だったのですが、

その中でも、回復役のホイミスライムが死んだときに、

全然葉っぱを使うような場面でもなかったのですが、

「はい、天使残しー」ってな感じにさらっとやっていて、

「完全に体に染みついている」と言っていましたね。


で、実は葉っぱと間違えて他のアイテムを使ってしまうことを恐れて、

「やくそう」などの不要なアイテムは予め全部捨ててきたと言っていました。

こういったところからも、

何が何でも勝つために、

起こりうる不安要素を予め排除したり、

今自分たちにできる最善を細かい所まで気を遣って望んでるあたりが流石だなと思いました。

開幕時に、入り口の扉に閉じ込められることを警戒してか、

ギュメイの背後から当たるようにしたのも、小さいことながらできる限りの工夫だったのかもしれませんね。


そして、先ほどしずくを使いまくるという安易な発想を否定しつつも、

唯一、中盤に一度だけシャイニングが使ったしずくが、

これまた絶妙なタイミングで、

見ながら思わず「ナイス」という言葉が漏れていました。

実は練習中にはしずくは一度も使ったことはないらしく、

普段使い慣れていないと、なかなかしずくってパッと使えなかったりもしますが、

ホント緊張で思考が鈍ってしまうような環境で、まさに神のようなしずくが使えて良かったですね。

これによりロザリオで生きながらえた命を無駄にせずに済みましたね。

シャイニングの壁のスイッチとかもいい感じでした。



そして、今回のバトルでもっとも物議を醸したのが、

なまはむの「祈り無しベホイム作戦」


これは最初作戦なのかどうなのか??

ちょっと分からないまま見ていたのですが、

なかなか「聖なる祈り」を入れるタイミングがない中、

祈れそうなタイミングで「スクルト」を入れてるのを見て、

ああ、これは作戦なんだなと思いました。


しかし、これがベストとは限らないのかもしれませんが、

何度も練習を重ね、たどり着いた作戦であり、

これが見事にこの3人討伐に合っている感じで良かったと思います。

これもそのまし曰く、結局シンプルイズベストということで、こういう作戦になったと言っていました。

これはどちらかというとコロシアムに近い形の回復スタイルですね。


祈りを手抜くという発想はなかなか思いつきませんが、

見れば納得といった感じで、

元々死なないようにする作戦というよりは、

死ぬことはやむなし、むしろそれをリカバリーする作戦で、

無敵時間も有効に活用していくことを想定したような作戦なので、

死ぬたびに祈りを入れていたら、相当な手損になった可能性はありますよね。


普段の戦闘でもよくありがちなのが、

魔法使いとかが、

蘇生後、覚醒、早読みをして、一度も攻撃せずにまた死ぬという、最悪のループ。

状況によっては早読みとかを手抜いて、攻撃してしまって敵を1体でも倒しておく方が良いというのがあるように、

今回の祈り無し作戦もその発想に近い感じかもしれませんね。

要は祈りが無駄なターンになってしまわないようにする作戦ですね。

「スクルト」であれば、自分が死んでも仲間には残りますし、

ベホイムで足りない回復量も微量ながら補えたりする効果もあったと思います。


物理的に、単体ながら、ベホイムのほうが速度的にやや速かったり回復量が多かったりなど、

良い点悪い点あるかとは思いますが、

それよりも何よりも大きかったのは、

コマンドの選択肢を、基本「天使」と、この「ベホイム」に絞り込むことで、

緊張感ある中でパニックになったりしないという効果は少なくともあったように思いますし、

集中力を切らさないという効果もあったのではないかと思います。

なまはむが壁の軸を微調整しながら逃げつつ、「ベホイム」をスタンバイするという形も、

なんというか、なまはむ自身に合ってる作戦でもあったのかもしれませんね。

始めた当初、隙あらばスティックで「おらぁ!」と殴りに行っていたなまはむがまるで僧侶のようだw


リスナーのコメントもちらっとは見えていたみたいですが、

「祈れ」とか「マラーしろ」などのコメントが溢れる中、

それに惑わされることなく、あくまでも自分たちの考えた作戦を信じ貫いて良かったですね。



ゲーム操作の根本的な話になりますが、

やっぱり若さもあるのでしょうか、

基本的には頭の回転の速さとか、コマンドの入力とか反射神経のようなものは、元から優れているんだと思います。

この前に行われたトラシュカ大会では、

そのましとなまはむの7期21歳コンビが、

ワンツーフィニッシュで優勝、準優勝してるあたりからも、そういうのが伺えるかと思います。



まあ、細かいこと語り始めたらキリがありませんが、

本当に緊張感ある、感動すらする見事なバトルで、

練りに練った作戦と仲間を信頼した連携が勝ち取った勝利だったのではないでしょうか。



そうそう、最後に一つ驚いたのは、あの盾ガードですね。

特になまはむの以前からの配信でもそうでしたが、

なまはむの盾は本当にいい仕事するんですよね。

呪いGが付いてるだけの盾なのですが、不思議といいところでガードするんですよ。

邪神やゴレオンの配信でもあったように、

ロザリオの効果とも合わせて、何故か謎に生き延びるなまはむw


しかし、ギュメイもそれに負けじと、簡単には勝たせんぞと言わんばかりに、

チャージタックルやフォースブレイクを武器ガードで、こちらのチャンスを阻止してきて、

ギュメイもギュメイでエンターテイメントとして良い仕事してたと思いますw

互いにラッキー、アンラッキーが入り乱れた面白い戦いとなりましたね。



そして、今回の負けられない真剣勝負を物語るのが、

終始無言のなまはむ。

普段の配信ではこれでもかと喋り倒し、

バトルでは、わめいて、叫んで、声が枯れたって、

てな感じで、声を発しすぎて「おえっ」ってなるのがお約束で、

挙句、配信中に隣人から苦情が来るっていうねww

そんななまはむが一言も発さないというのが、

このバトルの緊張感を物語っていますよね。


そして見事勝利し、無事卒業。

普段は真顔で「ないたー」と言いつつ絶対に泣かないなまはむも、

最後の最後には涙を堪えきれなかった模様。

色々思うこともあったのでしょう。

「泣くだけが感動じゃないから」と言っていた、あのなまはむが。。。


ちなみに、そのましは、音楽が泣かせにきてる、

あれはせこいって言ってましたねw

「せこい」ってww



というわけで、

だいぶ長くなってしまいましたが、

7期初心者大使の皆さん無事卒業おめでとうございます。

自らを7期はエンターテイメント集団、

絶対に夏祭りを盛り上げますと言っていただけあって、

本当にエンターテイメントとして見応えのあるバトルでした。

これからは課題などの縛りが無くなり、

自由に遊べるようになった7期の面々が、

どんな配信を見せてくれるか楽しみですね。

これからも引き続き応援していきたいと思います!


QLKESNG5
(なまはむは学園に入り浸るのだろうか・・・)