2ガジュマル


今日は音楽系記事になります。



音楽を日常的によく聴くという多くの方は、

それぞれの楽器ごとに特に好きな演奏家というのがいると思います。

好きなギタリスト、ベーシスト、ドラマー、

皆それぞれお気に入りがいるかと思います。

さらに広げれば、ピアニスト、サックス奏者、ハーピストなんかにもそれぞれお気に入りの演奏家がいたりすると思います。


ところが、「バイオリニスト」となると意外と自分の中でのお気に入りとして、名前が挙がらない人も多いのではないでしょうか??

バイオリニストって、オーケストラなんかになると、バイオリンだけで10人とか20人?とかの大所帯の中の一人になってしまいますし、

ソロプレイヤーとして活躍されている方でもパッとこの人!っていう感じには、名前が挙がらなかったりします。



皆さんはどうですか??特にお気に入りのバイオリニストっていますか??

僕の場合、そんなに多くのバイオリニストを知っているわけではないのですが、

一人だけいるんです。

お気に入りのバイオリニストが。




それはアイリッシュ系の音楽をベースにしながらも、幅広いジャンルの音楽を弾きこなす、


「アイリーン・アイヴァース」



という女性バイオリニスト。



アイリッシュ系やカントリー系の音楽の世界では、

バイオリンを「フィドル」、その演奏者を「フィドラー」と呼ぶことが多いのですが、

ここでは、記事のタイトルがバイオリンなので、「バイオリン」で統一したいと思います。



で、どんなアーティストなのか、

とりあえず分かりやすい動画を用意しましたので、それをちょっとご覧ください。

一見どこにでもいそうな、ただのオバさんと思われるかもしれませんが、

この人、ただものではありません。

動画を観ると楽器に詳しくない人は、最初何をやっているのか分からないかもしれませんが、

しばらく観てると分かってくると思うので、まあ最後まで観てみて下さい。

どうですか??

エレキバイオリンを使用し、

さらに様々機材を駆使し、

その場で音を録音し、それをループ再生、

それに次々と音を重ねていき、

一人、バイオリン一つで一つの合奏を完成させているんですよね。

バイオリンでは珍しく、ワウペダルまでも使いこなし、

僕は勝手に「バイオリン界のジミヘン」と言っているのですが、

こういうことができるのは正確なリズム感があってこそですし、

その多彩な表現力も含めて本当に見事ですよね。

ピックアップ(楽器用の小型のマイク)に直接ボイスパーカッションのように声を吹き込んで、リズムパートを作るのも斬新な方法ですよね。

でも、この動画ではどちらかというと、機材を駆使したちょっとしたお遊び的な感覚で弾いてる感じで、

CDで聴ける演奏や、実際のライブパフォーマンスはこんなもんではありません。




で、僕がこの人を知ったきっかけというのは、

「リバーダンス」という、アイリッシュダンス、アイリッシュ音楽をテーマにした、

分かりやすく言うと、ミュージカルのようなエンターテイメントショーで知ったのがきっかけなのですが、

このショーを何で知ったかまではちょっと思い出せません。

昔アイリッシュ音楽に興味を持ち始めた頃、色々物色していた過程で知ったとかだったと思います。
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このショーは本当に世界的に有名なショーでして、1990年代に始まって以来、演者さんは代々変わっているものの今でも続いているショーであります。

ダンスはもちろんですが、音楽が本当に素晴らしいですね。

ショーは始めはDVDで観たのですが、それよりも先にCDで音楽を聴いてその素晴らしさに感動して、

実際のショーを見たいと思ってDVDを買ったんですよね。

で、そのDVDで観ることができる、初代バイオリニストこそが、

このアイリーン・アイヴァースなのです。

ちなみに有名な所では、映画「タイタニック」の音楽にも、どの曲か忘れましたが参加しています。


話はDVDの内容に戻りますが、

サントラを聴いていた時は特にバイオリンに注目して聴いてはいなかったのですが、

DVDで観てみるとひと際目立った存在だったんですよね。

何と言っても、トレードマークでもある「群青のバイオリン」がとにかく目立ちます。

で、最初はなんとなく、


「あの青いバイオリン弾いてる女性、なんか目立つな~」


「でもなんか異常に上手いぞ??」



みたいな感じに気になりながらもダンス中心に観ていたのですが、


ショーの2部構成のうち1部の中盤くらいで、一度ダンサー達がはけて、

ミュージシャンだけでの演奏にスポットが当たるシーンがあるのですが、

そこでの演奏を観て、

ちょっと度肝を抜かれたといいますか、、


「何だこのバイオリン!?」


ってなったんです。

というのも、サントラで聴ける演奏ではもっと穏やかなもので、

エレキバイオリンを使いワウペダルを使用した演奏は収録されていなかったので、ちょっと驚いたというか、、


で、たまたまこのシーンを切り取った動画を見つけたので観てもらうのが早いでしょう。

良かったらご覧ください。まだ若い頃です。

本来こういうショーでは、ダンサーがメインで、ミュージシャン達はそれを陰ながら支えるサポート役というような面があると思うのですが、完全に主役級に目立ってますよね。

弦を「ギャッギャッギャッ!」とか「ガガガガッ!」って感じで力強くこするのがカッコイイですね。



で、これで彼女の存在を知り、

彼女がソロで出しているCDも数枚購入するようになり、
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来日時には、ワンマンの公演ではありませんでしたが、一度だけ観に行ったこともあります。

やはりライブでの演奏は圧巻でして、

リバーダンスを観ても分かるかと思いますが、かなりパワフルというかエネルギッシュな人なんですよね。

ライブでも弓を振り回しながらステージを降り、観客の中を走り回っていたのが印象的でした。


ちなみに「リバーダンス」は過去2回ほど観に行ったことがあるのですが、

もうすでにメンバーが変わっていたので、彼女の演奏は観ることはできませんでした。
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↑これが4年前に2回目に観た公演。


また初代のメインダンサーの「ジーン・バトラー」という人も本当に美しく素晴らしいダンサーで、
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初代のやつを生で観てみたかったな~というのはあるのですが、

それを抜きにしても素晴らしいショーでしたね。

「リバーダンス」の話になると、ちょっと熱くなってしまうのでこの辺にしましょう。



まあそんな訳で、

僕の好きな「バイオリニスト」ということで、

「アイリーン・アイヴァース」を紹介した訳ですが、

正直まだちょっと話したりないのですが、

世界にはこんな個性的なバイオリニストもいますので、

興味ありましたらCDとか聴いてみて下さい。


またアイリッシュ音楽に興味あるけど、何から聴いたら良いか分からないという人にもオススメです。

でもちょっと、彼女の世界観が近代的でジャンルも幅広くスタイリッシュなものなので、

もろに伝統的なものを求めてる人には、最初に聴くものとしてはちょっと微妙かも知れませんが。。


一応、、伝統的なものがお望みであれば、

これまた王道になりますが「チーフタンズ」とか「アルタン」あたりになりますかね。



以上、真面目な音楽記事でした。
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※群青のバイオリンが言うほど群青ではなかったのと、全然こっそりじゃなかった件に関しての問い合わせは受け付けておりません。