2ガジュマル

今日は久々の音楽系記事になります。

だいぶ前になりますが、このジャズに関した記事をいくつか書きたいということで、書き始めた記事の第2弾となります。



ところで皆さん、ジャズという音楽ジャンルについてどのような印象をお持ちですか??

まあ人それぞれ色々あると思いますが、

中には、サックスやピアノなんかを中心に、アドリブでハチャメチャに演奏しまくる、何をやっているのかよく分からない複雑な音楽という印象をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

正直、僕自身もそういう印象を持っていた時期もあるのですよ。

何というか、何となく雰囲気だけはカッコイイけど、アドリブ演奏が複雑すぎて曲の原型もよく分からないなとか、

そしてさらには、

そのアドリブソロが各パートごとに順番に、サックス→トランペット→ピアノみたいな感じに、さらにはリズム隊のベース→ドラムという感じにソロを回していくものですから、曲自体がかなり長くなるんですよね。

1曲10分近いのなんて当たり前のようにあります。

そういったこともあって、やはりジャズはどうも取っつき辛いと思う方も多いことと思います。


そこで、そう感じている方に僕がちょっとオススメしたいのが、

ボーカル(歌)の入ったタイプのジャズから聴いてみるのも良いかなと。


実は、よくサックスやピアノなどで演奏されるインストゥルメンタルの曲(歌の入らない楽器だけの曲)は、

ボーカルは入っていないけど、元々は歌詞のある歌が原曲であることが多いんですよね。

要は元々古い映画やミュージカルの楽曲として使用されていた歌などを、楽器だけのバージョンにアレンジして演奏していることが多いという訳です。

それが一般的によく言う、ジャズの定番曲、ジャズのスタンダードナンバーということになります。

皆さんが何となく知っている有名曲なども、実は元々歌詞のある歌であることもよくあります。

あれ?この曲って歌詞あったんだ?と、後から気づかされるなんてこともありますね。


で、そのようなボーカルの入った原曲は、インストゥルメンタルの曲に比べ短い場合が殆どです。

よくある歌謡曲や、ポピュラー音楽同様、2~3番くらいまで歌があり、その間に間奏が入る程度の時間で終わるので、時間的な面でも非常に聴きやすいと思うんですよね。

分かりやすい所で言えば、もう王道中の王道になりますが、ルイ・アームストロングなんかがその代表になるかなと思います。
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彼はトランペットも吹きますが、そのソロは本来の歌のメロディーを少しだけ崩していくようなアドリブ演奏が多いので、トランペットの部分も分かりやすく非常に聴きやすいですね。


で、そんな中で、僕がものすごく気に入っているボーカル物のジャズアルバムがありまして、

今日は是非その1枚を紹介させてください。


そのアルバムがチェット・ベイカーという人の「チェット・ベイカー シングス」というアルバムです。
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この人もトランペット奏者なのですが、このアルバムではタイトルのまんま歌も歌っているんです。

で、その声がなんとも味があっていいんですよ!

上手く説明はできないのですが、とにかくいいんです!

ジャズのスタンダード中心に歌われているんですが、1曲1曲の時間も2~3分程度とジャズでは珍しく短いので、非常に聴きやすいです。


で、このアルバムにはちょっと個人的なエピソードがありまして、


以前働いていた職場で、僕よりもちょっと年上の女性の先輩が、職場でよくiPhoneに入れらた曲をシャッフルモードで適当にBGMとして流していたんですが、

その方は、僕と同じくブルーハーツきっかけで音楽の幅を広げていったタイプの人で、

なので、ありがたいことに、流れる曲のほとんどが僕好みの古いロックやレゲエ、ブルースなんかで、それらが次々と流れる訳ですが、

そんな中、ジャズを聴くという話は聞いたことがなかったのですが、

ある日、このチェット・ベイカーのアルバムの曲が流れたんです。

僕は当然、は!っとなって、

「あれ?これチェット・ベイカーですよね?こういうのも聴くんですね」

と、意外そうに聞くと、

向こうも、この曲がチェット・ベイカーだとすぐに分かったことに驚いた様子で、

僕自身、何をきっかけに買ったのか覚えていないのですが、

その人も、声が好きでお気に入りなんだけど、何で買ったか覚えていないとのことでした。

お互いブルーハーツきっかけで、他の色々な音楽を掘り下げていったわけですが、

実はどちらかというと僕は、そこからブルース路線を追求していくことになり、

その人はどちらかというと、パンク路線に広げていった経緯があって、

入り口は同じでありながら、その後たどった道はやや路線が違う所はあったのですが、

まさか、そこからこういったジャズにまで手が伸び、同じドアノブを掴んでいたことに、

ちょっとした感動のようなものを味わった思い出があります。

音楽と音楽はこういう気付かない所での密接な繋がりのようなものがあるからまた面白いですよね。


本当に聴きやすく良いアルバムだと思いますので、興味ある方は是非聴いてみて下さい。



最後に今日はガジーのギターシリーズのオマケを用意しました。

ジャズのスタンダートナンバーということで、

デューク・エリントン「In A Sentimental Mood」をギターで弾いてみました。

これも本来歌がある曲ですが、もちろんギターのみの演奏です。

この曲は僕のジャズの先生でもある、チャーリー先生が昔ジャズアルバムを出したときに収録されていた曲でもあり、確かその影響で弾いてみたいと思って録音した感じだったと思います。
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という訳で以上、たしなむ程度の知識のジャズ関連記事でした。

それではまた。

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