「調理職人 次の一手!」と題しまして、これからはじめてみようと思う企画。

一体何なのかといいますと、将棋や囲碁などで対局中のある局面を切り取り、その場面において最善の一手を問う問題がよく出題されたりします。麻雀なんかでも「何を切る?」という感じに、その場面で最適な捨牌を問う問題があります。
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(↑イメージとして画像検索で適当にピックアップしました)

それと同じようなことを調理職人のミニゲームでもできないかな~と思い、ちょっとやってみようと思ったわけです。色々お題が思いつきそうならシリーズ化したいですね。

しかし、ここでの問いには絶対的な正解というのはないと思いますし、僕自身も正直正解というのは分かりません。どちらかというと、自分ならどうするか?他の人はどうするか?みたいなことをディスカッションしたり、様々なパターンを想像したりしながら、調理をやる上での参考になればいいなと思います。

ということで初問題です!

最初ということでシンプルなものを選んでみました。
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「ストームタルト」の終盤のこの場面
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↑数値はこんな感じ

職人レベル50

超フライパン☆2使用

集中力残は53

固定されている3箇所は基準値で確定しています

会心ターン直後で、次の会心ターンは4ターン目です

さて、みなさんのこの状況での次の一手は何ですか??

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僕の出した答えはこれです!

右下の「生地」を「完熱封じ」です!
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ほとんどの人はこの答えになったのではないでしょうか??

すでに3箇所が基準値確定している状態ですので、最後の1個は成功ゾーンに収めれば16以上の誤差は生じないので☆2以上が確定していて、仮に適当な位置で仕上げても☆3になる可能性も高いです。

ですが、ここでは☆3をより確実なものにするために、「完熱封じ」をして次の会心ターンを待ちます。

その後に分かれる選択肢ですが、
まずは中央のマスに移動し「完熱封じ」が解除されたら「ねらい焼き」をする方法。
この場合は会心ターンを利用することはできません。

もう一つは次の会心ターンが来たら「半熱封じ」をして「完熱封じ」を解除する方法です。
この場合は「ねらい焼き」を使用することはできません。

この2択になるわけですが、どちらが会心率が高いかというのは明確な数値は分からないので、どちらが良いとは言えませんが、体感では会心ターン(ねらい焼きなし)を利用したほうが会心が出やすいような気がします。
(この辺は人によって異なる所だと思います)
よって僕の場合は後述の方法で仕上げていきます。
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※中央のマスで「ねらい焼き」をするかちょっと迷ったので中央のマスに移動してますが、会心ターンを利用する方法の場合は移動の必要はありません。

結果、運よく最後の1個も会心ロックされました。
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見事大成功です!

この方法のメリットは「ねらい焼き」をする方法よりも消費する集中力が少なくて済む所です。
今回は、たまたま集中力に余裕がありましたので、どちらの方法でも可能でしたが、集中力が足りないケースも多々ありますので、そういうときにこの方法を活用してみると良いでしょう。

そして補足ですが、今回生地の数値が127となっていて成功ゾーンまであと3しかない状態でしたが、これがもし126だった場合は、弱火の位置のまま会心ターンの1ターン前で「半熱封じ」に切り替え、そのあとの会心ターンのタイミングで「ねらい焼き」をすることが可能です。
弱火の位置で半熱封じ状態ですと数値が最大で3までしか出ないためです。

と、初問題こんな感じでしたが、いかがでしたでしょうか?

このような問題が他にも思いついたら今後もやっていきたいと思います。次回をお楽しみに!
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