この記事も旅立ちブログのほうに掲載されていたもので、前回のサウンドトラックの記事の続編のようなものなので、こちらもあわせて掲載いたします。

ここから先はそのときの記事です。








今日は前回のサウンドトラックの記事の続編のような感じになるのですが、前回の予告通り「ドラクエ音楽を200%楽しむ方法」というのを紹介いたします。

内容の7割は前回の記事でもオススメしたこちらのCDのシリーズを持っていること前提での話になりますが、項目別に紹介していきます。

サントラ7

それでは、さっそく

「ドラクエ音楽を200%楽しむ方法」


~其の1~  野外で聴いてみる


家でじっくりと聴くのも良いですが、外で聴くとまた違った味わいになります。
僕の場合ジョギングをするときにもだいたいクロマニヨンズかドラクエ音楽を聴きながら走ってます。

一時期ハマっていたのが、良く晴れた夏の日に外に、アウトドア用のテーブルとチェアを出し、上半身裸で夏の日差しを浴びつつビールを飲みながら、スマホやウォークマンで聴くというのにハマっていました。
ちなみに僕はこれを勝手に亀仙人スタイルと呼んでいます。
空全体がでっかいスピーカーのようになり迫力と爽快感が増します。
思わず「竜の巣だー」と言ってしまいたくなるような天高く伸びた入道雲を眺めながら聴く天空城の曲はビールと共に心に染み渡ります。


~其の2~  スライドショーのBGMにしてみる


スマホで撮った写真をスライドショーで見ていく機能って、どのスマホでもあると思うのですが、そのときのBGMをドラクエ音楽にしてみるとこれまた味わい深いものになります。
サントラ2
中でも特にオススメなのがドラクエⅡのエンディングの曲「この道わが旅」です。
これをBGMにしてスライドショーにしてみると、今まで何気なく撮った日常の写真や、友達との思い出や、なんとなく撮った町の風景まで不思議と感動的な感じになります。
ぜひ一度試してみてください!


~其の3~  プレイリストを作ってみる


これは各場面ごとに各シリーズの曲をまとめてみるというもの。
例えば下の写真のように

サントラ
ダンジョンの曲、フィールドの曲、ボス戦の曲というような感じに分けて聴いてみるというものです。他にも城や街の曲で分けたりもできます。

同じ場面で流れる曲を各シリーズごとの違いを聴き比べて楽しむわけです。
これなかなか面白いですよ!

実はこのように曲が分けられたCDの10枚BOXセットというのが発売もされているのですが、このように自分でプレイリストを作ってしまえばわざわざ買う必要はないですね。
ちなみにそのBOXセットがこれ。

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~其の4~  携帯の着信音やメール受信音に設定してみる


実はドラクエⅠってゲーム中に使われている曲が8曲しかないのですが、そのためCDとしては8曲だけでは容量が余ってしまうということなのでしょう、その8曲以外にドラクエの中で使用されている効果音やピンポイントで使われる短い曲が沢山収録されているのです。
こんな感じで。

サントラ4
で、これらをスマホに取り込むことで、その曲を着信音やメールの受信音などに設定できちゃうわけです。
(やり方はネットで検索してみてください)

ちなみに僕の着信音は本当にこの曲大好きなのですが、新たに仲間が加わったときに流れる「仲間(出会い)」という曲。残念ながらPTを組んだり解散したり頻繁に行われるドラクエⅩの中では聴くことができないのですが、フレンドが成立したときだけでもこの曲流れたらロマンチックだったな~。感動的な曲です。

他に目覚ましアラームでは、福引の3等以上が当たったときに流れる「大当たり」を設定しています。毎朝あの景気の良い曲で起きてますw

サントラ10
こんな感じで自分の好きな曲を設定することで、その人ならではの自分好みのオリジナルドラクエ携帯が作れちゃうわけです。


~其の5~  作曲や開発の裏側を知る


それを知るのにぜひともオススメしたいのがこの本!

サントラ9
4、5年前の本になりますがバックナンバーなどで購入可能でしたら、ぜひとも購入をオススメします。ドラクエファンであれば買って損はしないでしょう。


内容は、すぎやまこういち氏がどんな思いで曲を作ったのか、作曲の裏話やその当時のゲーム開発の裏話など、かなり興味深い話が盛り沢山です。

オーケストラの方々との対談もあり、指揮者としてのすぎやまこういちについても語られていたりします。
他にもドラクエⅡの開発で開発者誰一人、通しでプレイしていなかった件や、ドラクエⅢのオープニングが無い理由など、かなり面白いことが書かれています。
もちろん堀井雄二氏との対談もあります。
これを読むことでドラクエ音楽への興味が深まることは間違いなしです!


~其の6~  自分で演奏してみる

聴くだけももちろん良いですが、それを実際に自分で演奏してみるとまた楽しいですね。楽器が演奏できる人は、楽器の種類問わず楽しめると思います。
前回も話しましたがこのシリーズのCDには楽譜がついているんです。
全てのパートが記載されているわけではないですが、これだけで十分演奏は楽しめます。
実際に演奏してみることで新たな発見もあったりしましね。
サントラ3
で、おそらく10年ほど前になりますが、僕が実際にこの楽譜を見ながら演奏したやつを遊びで録音した音源があったので、ちょっと1曲紹介します。
ちなみに僕はギターしか弾けないのでギターのみで演奏したものです。
良かったら聴いてみて下さい。
ドラクエⅢの村で使用されている曲で、タイトルはそのまま「村」です。
終わりの部分にはドラクエではお馴染みのあの曲も遊び心で少し入れてあります。


このためだけにYOU TUBEにアップロードするスキルを身につけましたw


そして最後

~其の7~  実際にコンサートで生演奏を聴く


やはりなんといってもドラクエ音楽を楽しむ上での最も贅沢な楽しみ方は実際にコンサートに足を運ぶことでしょう。
これに勝るものはないと思います。
ドラクエコンサートは公演数が少ないため競争率も高いのでなかなかチケットを取るのも難しいのですが、チャンスがあるのであれば躊躇することなく行くことをオススメします。
僕も未だ2回ほどしか行ったことないですが、行けるのであればもっと行きたいですね。本当に感動しましたし、涙腺にじわりときます。
そのときのプログラムです。
サントラ8
すぎやま氏も高齢のため自ら指揮をとるコンサートも少なくなってくるかと思います。実際に今では椅子に座りながらの指揮ですし。拝見できる機会も減ってくるかもしれません。
なので本当に行けるチャンスがあれば迷わず行きましょう!

生演奏ほどの感動はないと思います。これはドラクエに限らずですが、ライブ体験はそのときしか味わうことができませんが、その体験と感動は必ず一生モノとなることでしょう!


以上、「ドラクエ音楽を200%楽しむ方法」を紹介しましたが、タイトルは200%と書きましたが、これはその人それぞれの感性しだいで300%にも1000%にもなります。結局のところ楽しさ無限大なのです!


「幸せになることよりも、幸せを感じ取る力が大事」


という名言がありますが、音楽も同じだと思います。

良い音楽を見つけることよりも、その音楽の良さを感じ取る力が大事なのではないでしょうか。

長くなりましたが、皆さんそれぞれの色々な楽しみ方でドラクエ音楽を堪能していただければと思います。


それではまた!
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